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*** LP ： USA / 75 / Chrysalis CDR 1095 ***
■　コンディション　■
A / A
四隅に軽い打傷はあるのと、極ゞ薄いリングウエアがあるだけで、中古としては上々のコンディションです。
盤質もひげが1.2本あるだけで擦れなどはなく、やはり中古としては上々のコンディションです。

Mandalabandのデビュー作は、チベット語による大作「曼陀羅組曲」を収録した歴史的名盤！
1975年にイギリスで発売されたが、「日本でのみ売れたMandalaband」だそうで、当時からチベット問題はタブーだったのか？？？（なんだか、去年の北京オリンピック前の騒動を思い出しちゃいます）
このアルバムはまず楽曲「曼陀羅組曲」が先にできあがり、世に送り出すためにDavid Rohl（ソングライター＆キーボード）とTony Cresswell（ドラム）がメンバーを集め、デモテープを作り、レコード会社との契約に至りました。
Mandalabandのメンバーはほぼ無名ですが、スタジオ・ミュージシャンとして素晴らしいテクニックを持った強者ぞろいのようで、演奏は非常に素晴らしいものです。
特に「曼陀羅組曲」には心を揺さぶるメロディーがぎっしりと詰まっていて、プログレ的構築美が苦手な私も本作の構成にはため息が出るばかりです。
起承転結という物語展開に加え、壮大でシンフォニカル、ポジティブでありながらも柔らかさを兼ね備えた、プログレの枠を超えたドラマティックなサウンド・ワールドが文句なしの完成度で聴き手に迫ってきます。
淡い光と柔らかなボーカル、叙情的なメロディー・ラインをあわせ持ちながら、変拍子のオンパレードで非常に攻撃性のある側面もあり、その両側面我がバランス良く組み込まれている稀有なアルバムです。
B面には小作品が4曲並ぶが、これもそれぞれが素晴らしいもので捨て曲が一切なし。心の琴線に触れるサウンドがここにはある。美しいメロディーを聴くと自然に涙がでてくるものなんだなぁ
＜収録曲＞
A-1) Om Mani Padme Hum, Movement One 7:46
A-2) Om Mani Padme Hum, Movement Two 4:34
A-3) Om Mani Padme Hum, Movement Three 3:29
A-4) Om Mani Padme Hum, Movement Four 4:56
B-1) Determination 5:49
B-2) Song for a King 5:19
B-3) Roof of the World 4:30
B-4) Looking In 4:42
＜参加ミュージシャン＞
John Alcock ; Producer
David Rohl ; Song Writing
Tony Cresswell ; Drums, Timbales, Tubular Bells
David Durant ; Vocals
Vic Emerson ; Organ, Piano, Glockenspiel, Keyboards, Clavinet, Moog Synthesizer, Fender Rhodes, String Arrangements, Clavioline, Choir Arrangement
Ashley Mulford ; Guitar (Acoustic), Guitar (Electric)
John Stimpson ; Guitar (Acoustic), Bass
Trevor Key ; Photography, Cover Design


※ご注文商品の発送は,毎週水曜日,土曜日に行っています。
※コンディション表記は,「ジャケット / 盤質」の順になっております。

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