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*** LP ： UK 1972 / Polydor / 2383 122 ***
■　コンディション　■
B+ / A-
ジャケット:非コーティングのぺらジャケ。四隅軽いスレ。上下辺は微スレのみでまずまず、背表紙は2/3ほどに強いスレが出ていて上部のアーティスト名と中央のタイトルは8割方読めません。下部の会社と品番はきれいです。表裏は軽い薄スレ／薄汚れ、ペラジャケゆえのシワ。全体にまずまずの印象の良品です。
ディスク:レーベルはヒゲ無し。盤面は微細な薄スレちらほらの美品です。
マトリクスはA//1 B//1。
パテントNo.入り穴開き内袋付属。

ジェリー・ロックランの72年作。
いうまでもなく英国スワンプ／シンガーソングライター作品の至宝にして入手難関アルバムということで、昔からマニアのため息を誘ってきた罪な一枚であります。
A面はバンド編成のスタジオ録音でGrease Band的というかHenry McCullough丸出しの典型的かつ最良の英国スワンプで始まり、スワンプ路線3曲にメランコリックな英国フォークロックが2曲という文句なしの構成。ゲスト参加のロン・ウッドのスライドギターも泣いております。
B面は2ndギタリストを伴ってのアコースティックなライヴ録音で、お得意の激渋ブルースナンバーに加えガーシュインの「サマータイム」や繊細な英国フォーク路線も披露しています。
プロデュースはグリースバンドのブルース・ロウランド。
英国スワンプの至宝Tony Kellyの1stとは同じプロデューサーで同じポリドールで品番も1番違いという兄弟のような関係で、そのトニー・ケリーもクレジットでサンクスされています。
スワンプから繊細なフォークまでとてもよくできた英国シンガー・ソングライター作品と言えましょう。
美しいジャケットの素晴らしさも特筆ものです。
ブルース・ロウランド、アラン・スペナー、ニール・ハバードのグリースバンド勢の他、ロン・ウッド、ブリン・ハワース、ミック・ラルフス他参加。
レアすぎるのが玉に傷ですが強力大推薦！！

オリジナル英国盤。



A1 Father To Your Children
Bass Chris Stewart Drums, Piano Bruce Rowland Guitar Bryn Haworth, Israel Zacota Harmonica Rod Dawes
A2 Maybe Not Up
Bass Andy Pyle Drums Ron Berg Guitar Junior Kerr, Mick Ralphs Keyboards Chris Large Saxophone Chris Mercer
A3 Tired Neal Groans
Bass Andy Pyle Drums Ron Berg Guitar Nick Pearson
A4 She Was A Very Good Friend Of Mine
Bass Andy Pyle
A5 Stop On The Red
Bass Alan Spenner Drums Bruce Rowland Guitar Neil Hubbard Slide Guitar Ron Wood
B1 Summertime
B2 That's Alright Mama
Harmonica, Guitar Rod Dawes
B3 Twice Are
Guitar, Vocals Cliff Aungier
B4 Sooner Or Later
Guitar, Vocals Cliff Aungier
B5 Woman Lover Blues

Produced By Bruce Rowland

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