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*** 2LPs ： Japan / 74 (73) / Polydor / MP9476〜7 (2LPs) ***
■　コンディション　■
A / A
ジャケットは角打ちもリングウエアもなく、中古としては申し分のないコンディションです。
盤面にはひげも気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。
帯は付いていませんが、ライナーは付いています（歌詞は内ジャケットに載っています）。

英国ブルース・ロック界を代表するジョン・メイオールの73年作（日本では翌74年の発売）は、デビュー10周年アルバムだそうで2枚組の力作です。
ジョン・メイオールといえば（特に日本では）エリック・クラプトン、ピーター・グリーン、ミック・テイラー他強力メンバーを次々に迎えた60年代にばかり注目が集り、渡米後の諸作はほとんど無視されているのが実情でしょう。
しかし、本作は当Disk-Marketとしては見逃すことの出来ないアルバムです、なにしろ、プロデューサーにドン・ニックスを迎えているのですから。
参加メンバーも強力で、ギターはブルース好きには有名なフレディ・ロビンソン、トランペットには「Blue Note」他に数多くの傑作・助演を残しているブルー・ミッチェル、ヴァイオリンにはフランク・ザッパの『ホット・ラッツ』での客演などで有名なドン・シュガーケーン・ハリスを迎え、おまけにドラムにはブルースブレイカーズ時代の盟友キーフ・ハートリーでして、渡米後、ジャズやファンク、ブルースの融合を試みたジョン・メイオールの集大成といえるでしょう。
極めてミクスチャー指数が高くてジャンル分は不可能な本作を、見事にまとめあげたドン・ニックスの手腕には脱帽です。
【参加ミュージシャン】
John Mayall ; Vocals, Guitar, Harmonica, Keyboards
Keef Hartley ; Drums
Freddy Robinson ; Guitar, Vocal
Victor Gaskin ; Bass
Don "Sugarcane" Harris ; Violin
Blue Mitchell ; Trumpet, Flugelhorn
Red Holloway ; Flute, Alto and Tenor Sax
Produced by Don Nix
【収録曲】
A-1 Ten Years Are Gone (Mayall) 4:46
A-2 Driving Till the Break of Day (Mayall) 5:03
A-3 Drifting (Mayall) 4:34
A-4 Better Pass You By (Mayall) 5:12
B-1 California Campground (Mayall) 3:12
B-2 Undecided (Robinson) 2:51
B-3 Good Looking Stranger (Mayall) 4:22
B-4 I Still Care (Mayall) 4:15
B-5 Don't Hang Me Up (Mayall) 4:11
C-1 Introduction (Mayall) 1:56
C-2 Sitting Here Thinking (Mayall) 7:52
C-3 Harmonica Free Form (Mayall) 11:33
D-1 Burning Sun (Mayall) 5:09
D-2 Dark of the Night (Mayall) 17:37

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