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*** 2LP ： UK / 83 / Street Tunes / SDLP 1002 (2LP) ***
■　コンディション　■
A / A
ジャケットは擦れや抜けなどのダメージのない、中古としては申し分のないコンディションです。
盤面にはひげや紙擦れはなく、中古としてこれ以上は望めないコンディションです。
マトリクスは手書きで枝番なし（ほとんど見かけないレコードですので、プレスは初回のみでしょう）。

ポール・コゾフのソロ名義ですが、『The Band Plays On』発表直後に短期間行なわれた「バック・ストリート・クロウラー」の75年6月15日のライブを収めたアルバムです。
マイナー・レーベルからのリリースゆえに当時もほとんど見かけませんでしたし、後にCD化されたそうですがCDは3曲少ないそうです。
ドラッグが原因で亡くなる1年前とは思えないほど快活な演奏で、泣きのギターを思い切り堪能できます。
ソングライター兼キーボードのマイク・モンゴメリーや、フリーのポール・ロジャースにも引けを足らないテリー・ウイルソンのヴォーカルなど、バンドのアンサンブルも申し分ないです！
フリーとの決定的な違いは、ファンキーと言うには大袈裟だがリズムの弾む曲が多いことで、新たな発見でした（特にオープニングのA1「The Band Played On」はスタジオ録音を凌駕する出色の名演です！）。
フリーの最初の3枚やワイト島での一心不乱の映像には圧倒されますが、このアルバムで聴けるポール・コゾフの演奏は実にのびやかなんですよ。
海外も含め様々な音源をトレードしてきた私ですが、「理想的なライブ」と断言します！
ポール・コゾフが死ななかったらロック史が変わったとは思いませんが、「バック・ストリート・クロウラー」の演奏はもっと聴きたかったな。
死後、ジミヘンほどじゃありませんがポール・コゾフも様々な編集盤がでていますが、本作以上のものはありません。
大推薦！
【収録曲】
A1 The Band Played On
A2 Sidekick To The Stars
A3 Long Way Down To The Top
A4 New York
B1 Train Song
B2 Survivor
B3 Stealing My Way
B4 All The Girls Are Crazy
C1 Jason Blue
C2 Rock & Roll Junkie
C3 Molten Gold
D1 The Hunter
D2 We Won
D3 Bird Song Blues
Recorded Live at Croydon June 15th 1975. Tracks A2, C1 & C3 previously unreleased.
【参加ミュージシャン】
Paul Kossoff ? guitar
Terry Wilson-Slesser ? vocals
Mike Montgomery ? keyboards
Tony Braunagel ? drums
Terry Wilson ? bass

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