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Ant Trip Ceremony / 24 Hours
管理番号 3L-01820商品ID59175234
在庫数 SOLD OUT

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3L-01820 - Ant Trip Ceremony / 24 Hours - Sold Out
コンディション違い、仕様違いの同タイトル盤があるかもしれません。アーティスト名等で検索してみてください。

この商品は売り切れですが、再入荷している場合もございます。
アーティスト名等で検索してみてください。
*** LP : UK / 95 (68) / Psychedelic Archive / PALP 1001 ***
■ コンディション ■
A- / A
自主制作サイケの純白のジャケットに薄らとした染みがあります。
なおジャケットは極厚のプレーンのジャケットの表裏に印刷物を貼っただけのチープなものです。
盤面にはひげや気になる擦れもなく、中古しては申し分のないコンディションです。

アント・トリップ・セレモニーはオハイオ州のバンドで、68年にリリースされた唯一作は古くからコアなサイケ・ファンには耽溺の的でした。
個人的には90年代初頭に知ったときから聴きたくて仕方がなかったが、なにしろ無い……それも当然でオリジナルは300枚で実売は100枚程度だとかで残りの200枚は行方不明だそうなので無理はないのですが、この最初のリイシューが出たときは嬉しかったな〜!
ワクワクしながら聴いた時にゃ、笑っちゃいました>後述します。
21世紀になってから何度もリイシューが出ていますが、「デジタル」の悪い面ばかり出ていて、自主サイケのローファイなサウンドが妙にクリアーになっちゃっていて、イカガワシサが半減しています。
オリジナルはとても手を出せないマイナー・サイケですが、再発をゲットするにしてもサウンドの質感はデジタル加工されていない90年代半ばまでのアナログに限ります。
内容は、ズバリ「青春の思いで作り」*^^*
サウンド的には「パトロン・セインツ」からジャグ・テイストを取除いて、「ジャズとサイケとフォーク・ロック」とやりたい放題詰め込んじゃったミクスチャー度の高いもので、演奏もヴォーカルも思い切りヘロヘロで、この潔さは「パトロン・セインツ(Patron Saints)」と双璧でしょう!
アシッドも合法だった時代の「幸福感」と「高揚感」を感じるトリッピーな「浮遊感」こそが、本作の最大の魅力でしょう。
話を戻します。
オハイオ州の名門オバーリン大学の学生だったSteve Detrayが清秋の思い出としてバンドを結成し、ちょっと変わったバンド名は指導教授?の勧めで、小説のタイトルだそうな……どこまで真実か分からないが、こういう逸話は楽しいなん!
ほんでもって集ってきたメンバーが、地元のブルース・バンドで活動いた奴等や、音楽大学でフルートを学んでいた奴に16歳にしてジャズ・ドラマーを目指していた男の子という、指向性がスッチャカメッチャカ……それゆえ、本作が(一部の病人の間では)「痛快極まりない傑作」となった由縁でしょう。
ざっとですが、各曲の印象を……
A-1「Locomotive Lamp」は初期のバーズを彷彿とさせるフォーク・ロックなんだけど、演奏もヴォーカルもヘロヘロです^^v
A-2「What's the Matter Now」も滅茶苦茶で、フォーク・ロックとブルース・ロックを力技で合体させたような曲で、自主サイケの鑑のような曲です。
A-3「Violets Of Dawn」はビックリ!で、エリック・アンダーソンのカヴァー曲でオリジナルは『'Bout Changes 'N Things, Take 2』に収録されています。ラヴィング・スプーンフルを思い切り脱力させたような演奏でフルートの音色が心地好く、ソフト・ロックが好きな人にはたまらないでしょう。
A-4「Riverdown」は愁いを帯びたアシッド・フォークで、下手糞な演奏と金のかかっていない録音が不思議な揺らぎを与えてくれます。
A-5「Hey Joe」はジミー・ヘンドリックスで有名な曲ですが、脱力加減が尋常じゃなく、やる気をなくしちゃいます^^v
A-6「Outskirts」はガレージ・パンクといった小曲で、68年象徴しているのかな……
A-7「Little Baby」はハウリン・ウルフのカヴァーで、元々ブルース・バンドだった彼等らしく、安定した演奏を聴かせてくれます。
B-1「Get Out Of My Life」もビックリでアラン・トゥーサンの曲で、当時の日本のGSにも通ずるチープなカヴァーが微笑ましい限りです。
B-2「Four In The Morning」も個人的には嬉しいヤングブラッズのカヴァーで、日本じゃいまいち伝わってこないヤングブラッズが68年当時の米国で影響力があった事実を思い知らされます。フルートの使い方も絶妙……ただし、録音環境は素人レベルですので、あしからず。
B-3「Sometimes I Wonder」はなんとカーティス・メイフィールドの楽曲、ドラム・ソロも挟んで楽しげに演奏しているのが伝わってくる演奏です。
B-4「Pale Shade Of Gray」は有名曲じゃなくてオリジナル……演奏もヴォーカルもひっくり返っていて、よくこんなもんを世に出そうと思ったもんだ……そんなもんに興味を示す私も病的だが……
ラストのB-5「Elaborations」はオリジナルってことになっていますが、音楽ファンなら一聴したら吹き出しちゃう……ヴァニラ・ファッジがカヴァーした『You Keep Me Hangi'n On』まんまなのです。しかもインストで、ヴァーカル・パートをフルート!
「青春の思い出」自主制作盤……大半はクズだけど……本盤は、大ヒット!
とは言っても、万人にはお勧めできません。
演奏やヴォーカルの下手さ、録音環境の劣悪さ……そこんとこに悦楽を見出す人しか手を出しちゃ駄目ですよ。
マニア界では屈指の名盤とされている1枚です。
【参加ミュージシャン】
Steve DeTray ? Guitar
Roger Goodman ? Vocals
Mark Stein - Guitar, Flute, Bass
George Galt - Bass, Harmonica, Vocals
Gary Rosen - Bass, Vocals
Jeff Williams ? Drums
【収録曲】
A-1 Locomotive Lamp (Rosen) 3:50
A-2 What’s The Matter Now (Galt/Lee) 2:45
A-3 Violets Of Dawn (Anderson) 4:34
A-4 Riverdown (Galt) 3:38
A-5 Hey Joe (Roberts) 4:20
A-6 Outskirts (Lyne/Evans) 1:39
A-7 Little Baby (Dixon) 3:03
B-1 Get Out Of My Life (Toussaint) 3:05
B-2 Four In The Morning (Remaille) 4:30
B-3 Sometimes I Wonder (Lance) 3:53
B-4 Pale Shade Of Gray (Steve DeTray/Jo DeTray/Goodman) 4:30
B-5 Elaborations (DeTray) 7:20



※ご注文商品の発送は、毎週水曜日、土曜日に行っています。
※コンディション表記は、「ジャケット / 盤質」の順になっております。
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