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*** LP ： USA 1969 / Elektra / EKS-74041 ***
■　コンディション　■
B+ / B+ / DJ
ジャケット：四隅スレ。上下辺中央部スレ、下辺中央部はわずかな底割れ。背表紙はきれい。表面は微細なスレがわずかにあるだけできれいです。A-寄りの良品です。
ディスク：レーベルはヒゲが少し。盤面はB2終わりからB3、B4の冒頭にかけて細い擦り傷があり、所々で軽いプツ音が生じます。軽いものなので神経質に聴くのでなければ鑑賞を妨げるほどではないと思いますが、美品をお求めの方はご注意ください。これ以外はごく軽いスレが少しあるだけの美品です。
エレクトラのカンパニー内袋付属（サイド切れ）。

"スパイダー"ジョン・コーナーとウィリー・マーフィーのデュオによる唯一作「ランニング・ジャンピング・スタンディング・スティル」。
ジョン・コーナーは60年代初頭ボブ・ディランなんかともつるんでいたフォーク／ブルース・シンガー／ギタリストで、ソロの他にもDave RayとTony Gloverとのトリオ"Koerner, Ray & Glover"で3枚のアルバム発表したりして、この活動が最も有名でしょうか。
ウィリー・マーフィーは長らくジョンの相棒だった人で、ボニー・レイトのデビュー作のプロデューサーとしても知られています。ちなみにボニーのデビュー作では本作のA2"I Ain't Blue"のカヴァーをやっていますね。
さて本作はジャケットの雰囲気からも渋いフォークブルースをやってそうな感じですが、これがさにあらず。バンド編成のシンガーソングライター的な作品で、オールドタイム・ミュージック、R&B、フォーク、ブルースなどが混在した実に味のある聴きごたえ十分なアルバムに仕上がっています。アレンジがまたなかなかのもので時には実験的とさえいえる凝り具合だったりします。
良曲ばかりの素晴らしい作品。
超強力大推薦！

1曲貼っておきましょう。



A1 Red Palace 5:31
A2 I Ain't Blue 3:45
A3 Bill And Annie 4:27
A4 Old Brown Dog 8:10
B1 Running, Jumping, Standing Still 5:40
B2 Side Step 4:11
B3 Magazine Lady 2:40
B4 Friends And Lovers 3:05
B5 Sometimes I Can't Help Myself 3:35
B6 Good Night 4:10
Written-By "Spider" John Koerner*, Willie Murphy

Vocals "Spider" John Koerner* (tracks: A1 To A3, B1, B3 To B6), Willie Murphy (tracks: A4, B2)
Guitar "Spider" John Koerner*
Piano, Electric Bass Willie Murphy
Drums Sandy Konikoff
Banjo, Mandolin John Wilce*
Horns Todd Anderson
Trombone, Tenor Saxophone, Cello, Acoustic Bass Ken Jenkins

Producer Frazier Mohawk
Art Direction William S. Harvey
Engineer Allan Emig
Photography By Roger Webster
Supervised By [Production Supervisor] Jac Holzman

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