*** LP ： USA 1984 / Kicking Mule Records / KM 323 ***
■　コンディション　■
A- / A-
ジャケット：四隅軽い打痕と薄スレ、四辺はきれい。表面はとてもきれいです。
ディスク：レーベルは微細なヒゲがほんの少し。盤面はごくわずかな使用感のみの美品です。
キッキングミュールのカタログとユーザー登録はがき付属。
内袋は日本と同様のポリ製丸底タイプのもの。

英国出身のシンガーソングライター、ロリー・マクナマラの84年2ndアルバム。
ロリーはロンドンのフォークシーンで活動をはじめ、Mick Softleyと一緒に旅をしたり、まだデビュー前のDick Gaughanと組んで演奏したりといった経歴の持ち主で、79年に遅すぎたデビュー作"More Is Better"をベルギーのみでリリースします。これはレア度と内容の良さを兼ね備えた、マニア心をくすぐる大傑作でした。その後サンフランシスコに拠点を移して地元のミュージシャンと作り上げたのが本作です。
で、これがまた「この人は本物だな」というのを思いっきり実感させられることになる素晴らしい出来なのです。
本人のギターの他にはフィドル、アコーディオンというのが基本編成で、ベース、ピアノ、ドブロ等が適宜追加されるシンプルなサウンド。
なんといってもロリーの味わい深いヴォーカルが一番の聴きどころなのは言うまでもありません。冒頭からいきなりウディ・ガスリーの「ドレミ」が始まって、たいていの人はこの第一声のつかみで持っていかれると思います。
男の哀愁を漂わせる歌いっぷりはちょっとデビュー当時のガイ・クラークを思わせます。時にブリテン諸島のトラディショナルシンガー的な面を垣間見せたり、ディラン節も結構入っていますね。
またアコーディオンの味わいがまるでテックスメックス期のライ・クーダーのようでたまらんですよ。
捨て曲一切なし。充実の一枚。
80年代のKicking Muleものながら、なかなか出てこないアイテムです。
庁強力推薦盤！！

A1 Do Rey Mi
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A2 The Night Rider's Lament
A3 Cut Across, Shorty
A4 Farther Along
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A5 Swinging Doors
A6 Elefteria
B1 Me And My Uncle
B2 Allons A Lafayette
B3 She Thinks I Still Care
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B4 Loss Of A Horseman
　　　 Direct Link
B5 Come All You Virginia Girls
B6 Still Got That Look In His Eye

With
Kay Burnett
David Merrill
Sue Draheim
Noam Cohen
Mayne Smith
Christopher Howard
Mike Wilhelm
Jack Cutter
Sylvia Herold
William Owston
Allison Wood