*** LP ： USA 1971 / Wooff / W4ST ***
■ コンディション ■
A- / A
ジャケット：シュリンク入りの美品です。ただし向かって右上角部分シュリンクの破れと微スレ。下辺は7割方シュリンクが破れており下辺にぽつぽつとスレ、また裏面下辺沿いにスレが見られます。
ディスク：レーベルは片面のみ微細なヒゲが1-2本。盤面はほとんど使用感のない美品です。ただし使用頻度は明らかに少ないと思われますが、プレスのクォリティがあまりよくなくバックグラウンドノイズやチリつきがやや多め／大きめに感じられます。あらかじめご了承ください。
ケヴィン・オデガード71年のファースト。
アシッド、メロー、スワンピー、そしてニール・ヤングな名盤です。
ボブ・ディランの名作「血の轍」のミネアポリス録音に参加していたことで少しは知られたシンガーソングライターで、聖地ミネアポリスのSound80産の一枚です。この1stは「血の轍」以前のリリースということになりますね。
いかにも森と湖の北国ミネソタらしく、森の奥の泉のように透明度の高いフォークロックが基本です。そこに曲によってフルートのアシッドな調べやら、メローな味付け、ちょっとスワンピーな香りが加わる感じ。
それとなんといってもB面の大曲でしょう。もろにニール・ヤング2ndの"Cowgirl in the Sand"や3rdの"Southern Man"路線の曲で、いわゆるシンガーソングライター好きからは賛否両論かと思われますが個人的には大好物です。この時代のSSWにはヤング好きが多いですが、普通ここまでやらないのにこの人はやっちゃった、という感じですかね。そんなわけでキング・オブ・グランジなニールがお好きな方は必聴です。
ちなみに4年後の75年に本格的なSSW作の2nd"Silver Lining"（これも名盤）を発表しています。
いまや世界的に有名なレア盤になってしまいました。
ずいぶん前にCD化もされてますます探せなくなっています。
超強力推薦盤！
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
[A]
1 Krak's Song 0:58
2 Forget The Waste 2:09
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3 Trees 1:49
4 If Your Heart's Not In It 1:36
5 A Man's Work 2:26
6 Fathers And Sons 3:10
Flute - Larry Ankrum
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7 I Am 2:28
[B]
8 Me And The Blind Man 3:01
9 Advice From A Stranger 1:39
Slide Guitar - Andy Howe
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10 When I Get Home 10:52
Electric Guitar - Kevin Odegard
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※長尺曲のため半分ほどでフェードアウトさせてます
11 Krak's Song 2:06
Vocals, Acoustic Guitar, Written-By - Kevin Odegard
Written-By - Greg Anderson (tracks: 8)
Electric Guitar [Lead], Electric Piano - Andy Howe (3)
Acoustic Guitar - Steven Delapp
Bass - Dick Hiebler
Flute - Max Swanson (tracks: 1, 2, 11)
Harmonica - Tony Glover
Piano, Organ, Electric Piano, Celesta, Backing Vocals - Greg Anderson (8)
Backing Vocals, Percussion, Performer [Funnybone] - James Hauck
Drums - Stan Kipper
Producer - David Zimmerman, Don Kingsley
Engineer - Tom Jung
Photography, Design - Nancy Bundt
Typography [Lettering] - David M. Kramer
