*** LP ： USA 1969 / Riprese / RS 6353 ***
■　コンディション　■
B / A- / WOC CO SPSE
ジャケット：四隅スレ。下辺スレ、開口部10cmほど割れ、上辺と背表紙は薄スレちらほらでまずまず。正面はリングウェア他のスレ、オレンジ部分に書込み。裏面もリングウェア他のスレ、右上3cmほどのハゲ。中面は薄スレ少しでまずまず。ちょっとぼろい感じです。
ディスク：レーベルはヒゲなし。盤面は薄スレちらほらの美品です。
リプリーズのカンパニー内袋付属。

ザ・ライマン・ファミリーウィズ・ザ・リサ・キンドレッド「アメリカン・アヴァター」。
天下の奇盤ともいえるアシッドフォーク大傑作。
ジム・クウェスキンのところのブルース・ハーピストであり宗教家／思想家でもあったメル・ライマンが、自らのコミューンを母体に作りあげた作品です。66年録音ですが、レコード発売は69年。
ライマン率いる集団はチャールズ・マンソンのような過激なものではなかったようですが、この頃のジム・クウェスキンはすっかり彼に心酔していたようです。
女性ブルースシンガー、リサ・キンドレッドをヴォーカルに据えて、ジム・クウェスキン、ジェフ・マルダー、ブルース・ラングホーン等と異色のアシッドフォーク・ブルースを展開しています。
暗くダウナーな雰囲気が全体を支配していて、Karen Daltonを思わせるLisa Kindredのけだるいヴォーカルも、この世界にどんぴしゃではまっています。
おそらくは気軽なジャムセッションだったのだと思われますが、緊張感のある傑作に仕上げたのはライマンの持つスピリチュアルな力か？
アシッドフォーク・ファン、フォークブルース・ファンともに大推薦！
探している人も多いレア盤です。

米国オリジナル盤。
※B+Aのものも在庫していますので検索してみてください。









[A]
1.California Water -- Take One 4:19 (Traditional) (Arranged by The Lyman Family)
2.James Alley Blues 4:41 (Rabbit Brown)
3.Good Shephard 4:59 (Traditional) (Arranged by The Lyman Family)
4.Jesus Met The Woman At The Well 5:25 (Traditional) (Arranged by The Lyman Family)
[B]
5.It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Man To Cry 4:29 (Bob Dylan)
6.My Love Comes Rolling Down 6:56 (Eric von Schmidt)
7.California Water -- Take Two 9:19 (Traditional) (Arranged by The Lyman Family)
Time 40:07

Produced by Mel Lyman

Lisa Kindred (cancer) Vocal
Mel Lyman (aries) Harmonica
Jim Kweskin (cancer) Guitar
Terry Bernhard (tautus) Piano
Geoff Muldaur (leo) Guitar
Reed Wasson (gemini) String Bass
Bruce Langhorne (taurus) Guitar, hand drums, electric bass
David Gude (aries) Recording Engineer
Ed Fox (aquarius) Technician
Cover design by American Avatar.