*** LP : UK 1975 / Westwood / WRS054 ***
■ コンディション ■
B+ / A-
ジャケット:正面のみラミネートコーティングされた美しいジャケットです。ラミネートの表面は軽いくすみ、小シワはあるも、つやつやでとてもきれい。開口部下部に2.5cmほどの切れ。非コーティングの裏面は薄スレのみでまずまず。全体にきれいな印象でA-寄りの良品です。
ディスク:レーベルは微細なヒゲがほんの少し。盤面は薄スレちらほら、まずまずの美品です。
マトリクスはA1/B1。
穴開き内袋付属。
ヤンシス・ハーベイの75年3作目「タイム・ワズ・ナウ」。
英国のコンテンポラリー・フィメール・フォークを語る上で忘れてはならないヤンシスです。デビュー以来全く変わらずに、素朴、可憐、清楚な路線をつらぬいており、英国の女性フォーキーらしさ満開です。
自身の弾き語りにセカンドギターが付くのが基本線で、ベースが入る曲も極めてシンプルなサウンド作り。
この人のヴォーカルは天使の歌声というのとはちょっと違うのだけど、なんというか、透明度が異常に高いのですよね。聴いている我々の身体が透き通っていくような感動的な体験を味わえます。
「ダーシー・ファロー」「風は激しく」「オールド・ディキシー・ダウン」等々有名曲のカヴァーが多いですが、どれもとことん雑味のない純粋な味わいが素晴らしいです。
目に痛いほどの鮮やかなピンクジャケもいいです。
フィメールフォーク好きなら文句なしでしょう。
英国オリジナル盤。
★試聴曲は別レコードの音源です。
A1 Time Was Now
A2 Darcy Farrow
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A3 Annie's Song
A4 Farewell She
A5 For Polly
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A6 Bolberry Down
B1 Cool Summer Wine
B2 Four Strong Winds
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B3 Wild Flying Dove
B4 The Corner Cafe
B5 This Old Guitar
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B6 The Night They Drove Old Dixie Down
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Jancis Harvey: 6&12 string guitar, autoharp and mandolin.
Clive Argent: 6&12 string guitar.
Nick Biggins: electric bass.
Produced by Gordon Davies
Engineered by Alan Green
Recirded at Mid Wales Sound Studios