*** LP ： UK 1969 / Transatlantic / TRA 179 ***
■　コンディション　■
A- / B+
ジャケット：両面フル・ラミネートコーティングの美しいジャケットです。ラミネートの表面はくすみもなくつやつやでとてもきれい。ラミネートの貼り際に汚れの付着、背表紙沿いにラミネートの浮き。それ以外はほとんど使用感のない、ぴんとした美品です。
ディスク：レーベルはヒゲがそこそこ。盤面は薄スレがけっこう出ていますが傷というほどのものは見られません。ざっとつまみ聴き試聴しましたが、見た目よりもいい感じで良好に鑑賞できると思います。
マトリクスはA1/B1。
パテントNo.入り内袋付属。

バート・ヤンシュのソロ6作目「バースデイ・ブルース」。
前作"Nicola"ではオーケストレーションを取り入れたりして少し幅を広げてきましたが、今回は激渋の作品となりました。
69年のリリースということでペンタングルと平行して発表されており、リズム隊はダニー・トンプソンとテリー・コックスがつとめています。
冒頭は明るめの曲で始まりますが、全体的にはダークなフォークやブルースが基調となっておりペンタングルの「あの感じ」もしっかり味わえます。
全曲自作。B5はアン・ブリッグスとの共作で、しみじみと美しい小品です。
バート・ヤンシュに駄作なし！ですが、時にアシッドな香り渦巻く本作は格別の味わいのある名作です。

英国オリジナル盤。紫ラベルの初期仕様品。
バートの英国オリジナル盤は地球規模で異常人気ですのでお見逃しなく。











A1 Come Sing Me A Happy Song To Prove We Can All Get Along The Lumpy, Bumpy, Long & Dusty Road
A2 The Bright New Year
A3 Tree Song
A4 Poison
A5 Miss Heather Rosemary Swell
A6 I've Got A Woman
B1 A Woman Like You
B2 I Am Lonely
B3 Promised Land
B4 Birthday Blues
B5 Wishing Well
B6 Blues

Written-By - Briggs (tracks: B5), Jansch

Vocals - Bert Jansch
Guitar - Bert Jansch
Bass - Danny Thompson
Drums - Terry Cox
Saxophone - Ray Warleigh
Harmonica - Duffy Power

Producer - Shel Talmy, Shel Talmy
Engineer - Damon Lyon Shaw
Recorded At - I.B.C. Studios
Mastered At - Customatrix
Design [Album] - Heather Jansch
Graphics - Gordon House (2)
Photography By [Cover] - Hans Feurer