*** LP ： UK 1969 / Island / ILPS 9114 ***
■　コンディション　■
B+ / A-
ジャケット：非コーティングの見開きジャケット。四隅スレ。四辺は薄スレちらほらでまずまず。表裏は薄スレのみでまずまず。正面右下に小さなシール。中面は微細な薄スレ少しできれい。全体にA-寄りのしっかりとした良品です。
ディスク：レーベルは微細なヒゲがほんの少し。盤面はなんというか、乾いたタオルで拭いたような超微細なスレがさぁーっと出ている感じですがもちろん音への影響はありません。つまみ聴き試聴しましたが、極めて良好に鑑賞できると思います。
マトリクスは
ILPS 9114 A // 1 11 11 RL SS
ILPS 91114 B ∇ 1 11 9 RL SS
パテントNo.入り穴開きビニール内貼り内袋付属。

ルネッサンス69年の記念すべきデビュー作。
Yardbirds解散後、キース・レルフとジム・マッカーティが、キースの妹ジェーン・レルフ、ジョン・ホウクン、ルイス・セナモをむかえて結成。バンド名だけを引き継いだようなAnnie Haslamの第2期があまりにも有名ですが、オリジナルの物憂げな雰囲気とジェーンの天使の歌声は唯一無二のもの。
クラシカルなアレンジが際立つプログレッシヴな音ですが、Keith & Jane兄妹の出自はフォークであり、私みたいにジェーンのヴォーカル目当てで聴いている人も多くいるようです。
B面の流れなどはなかなか悶絶もの。
このバンドの最大の魅力は、透明感のあるジェーン・レルフの歌声にあるといっては言いすぎですが、プログレ寄りのフォークを好む方にはばっちりはまるかと思います。

英国オリジナル盤。ピンク・アイランドの初期プレス品。初回かそれに近いものと思われます。



A1 Kings & Queens 10:55
A2 Innocence 7:05
B1 Island 5:57
B2 Wanderer 4:00
B3 Bullet 11:24
Written-By McCarty*, Hawken* (tracks: B2), Relf* (tracks: A1, A2, B1, B3)

Vocals, Guitar, Harmonica Keith Relf
Vocals, Percussion Jane Relf
Bass Guitar Louis Cennamo
Percussion, Vocals Jim McCarty
Piano, Harpsichord John Hawken

Producer Paul Samwell-Smith
Engineer Andrew Johns*

Recorded at Olympic Sound Studios, London