*** LP ： UK 1972 / Island / ILPS 9209 ***
■　コンディション　■
A / A
ジャケット：両面フル・ラミネートコーティングの最高に美しいジャケットです。ラミネートの表面はくすみもなくつやつやでとてもきれい。左上隅部分ラミネートの浮き。左下角軽い打痕。
ディスク：レーベルはヒゲ無し。盤面はほとんど使用感のない美品です。
マトリクスはA-1U/B-1U。
アイランドの水色カンパニー内袋付属。

マイク・ハリソンの2ndソロ作「スモークスタック・ライトニング」。
日本では哀しくなるくらい評価の低い英国の名バンド、スプーキー・トゥースの名ヴォーカリストだったマイクがなんとマッスル・ショールズに乗り込んで制作しました。
スプーキー・トゥースといえばサイケ・シーンから登場し、世紀の失敗実験作を発表し、再結成ではグリース・バンドと合流するなど、とらえどころのないバンドとして有名ですが、マイク・ハリソンに限っていえばソロ作と"Last Puff"での泥臭い名唱を聴く限り、サイケやプログレ畑ではなくスワンプ畑の人と考えるのが妥当でしょう。この路線の方がいきいきしてると思うのですよね。
さて本作ですが、サポートするのは、ピート・カー、ジミー・ジョンソン、バリー・ベケット、デヴィッド・フッド、ロジャー・ホーキンスに5人のブラス・セクションといったマッスル・ショールズ勢に、スプーキー・トゥースの盟友ルーサー・グロヴナーが参加しています。
収録6曲中3曲がファッツ・ドミノ、ジョー・テックス、ハウリン・ウルフというマイクの音楽的ルーツと思われるソウルやブルースのカヴァーです。
最大の聴き所は12分を越えるハウリン・ウルフ作のアルバム・タイトル曲で、マッスル・ショールズの面々にスプーキー・トゥースの盟友ルーサー・グロヴナーを加え、マイクも熱いハーモニカを披露しています。
とうわけでスワンプファン必携の名作です
強力推薦盤！

両面フル・ラミネートコーティングが美しい英国オリジナル盤。美品です。



A-1. Tears Behind My Eyes (Jimmy Stevens) 4:13
A-2. Paid My Dues + (Jimmy Stevens) 4:20
A-3. What A Price (Domino ? Maddux ? Jessup) 5:51
A-4. I Wanna Be Free (Joe Tex) 4:12
B-1. Turn It Over (Harrison - Grosvenor) 6:30
B-2. Smokestack Lightning * (Burnett) 12:29

Mike Harrison ; Vocals and Harmonica
Pete Carr ; Laed Guitar
Jimmy Johnson ; Guitar
Barry Beckett ; Keyboards
Clayton Ivey ; Keyboards
David Hood ; Bass
Roger Hawkins Drums
Harrison Galloway ; Trupet
Mike Stacey ; Trumpet
Barry Thompson ; Tenor Sax
Ronnie Eades ; Baritone Sax
Charles Rose ; Trombone
Luther Grosvenor ; Leslie Guitar, Acoustic Guitar