*** LP ： UK 1983 / Dunkeld / DUN 001 ***
■　コンディション　■
A- / A
ジャケット：周辺部に薄っすらと経年の色焼け。背表紙中央部に表裏にまたがってテープが貼られていたようでそれを剥がした跡、1cmほどのハゲ。他はほとんど使用感のない、ぴんとした美品です。
ディスク：レーベルは微細なヒゲがほんの少し。盤面はほとんど使用感のない美品です。
マトリクスはA1/B1。
プレーンな白内袋付属。

地元スコットランドでは絶大な人気を誇るダギー・マクレーンの83年のアルバム。
ずばり名盤です！
ダギーはタナヒル・ウィーヴァーズの立ち上げに参加した後に、アラン・ロバーツとのデュオ名義で活動し、その後ソロに転じました。
本作には10曲収録されていて、6曲がダギー自身のペンによる曲で、残り4曲がトラッドですが、クレジットを見なければオリジナルとトラッドの違いに気づかぬほど、自作曲にトラッドの香りが漂っていいます。等身大で穏やかなヴォーカルともあいまってニック・ジョーンズあたりが好きなシンガー・ソングライター・ファンにもばっちり受け容れられることでしょう。
ちょっと高めで透明感のある歌声に独特の気品と哀愁があり、繊細なアコースティック・ギターのアルペジオと哀愁に満ちたフィドルの演奏も切なく泣いています。
極上のシンガー・ソングライター作品のように静かに歌が染み通っていく「あの感じ」がたまりません。
アルバム最後の曲「カレドニア」は数あるスコットランドの愛国歌の1つの中でも特に人気があり、度々スコットランド国歌の候補に上がっているそうです。
英国シンガー・ソングライターやトラッド・ファンは当然として、トラッドに興味はあるけど純なトラッドはどうも・・・という初心者の方にもうってつけの大傑作です。
超強力推薦盤。

英国オリジナル盤。美品です。











A1 Gin I Were A Baron's Heir 3:44
　Written-By - Trad.
A2 Ready For The Storm 3:55
A3 It Was A' For Our Rightfu' King 3:38
　Harp [Clarsach] - Patsy Seddon　Written-By - Trad.
A4 High Flying Seagull 5:32
A5 Edmonton Airbus/Craigie Dhu 2:30
　Guitar - Martin Hadden
B1 Bonnie Bessie Logan 2:58
　Written-By - Trad.
B2 Seanair's Song 4:18
B3 It Fascinates Me 3:20
B4 Tullochgorum 3:39
　Drums - Roy AshbyGuitar [Electric] - Jimmy Anderson (9)　Written-By - Trad.
B5 Caledonia 5:00

Written-By - Dougie Maclean (tracks: A2, A4, A5, B2, B3, B5)

Producer, Arranged By, Vocals, Guitar, Fiddle - Dougie Maclean
Producer - Roy Ashby
Recorded at Pan Hart St. Studio, Edinburgh, in winter of 1982/83.
The fiddle tunes were recorded live at the South Side Folk Club, Edmonton Canada.