*** LP ： UK 1970 / Decca / SKL-5058 ***
■ コンディション ■
B+ / B
ジャケット：表側のみラミネート・コーティングされたタイプ。ラミネートはくすみが出ていますがつやもあり、主に周辺部に小シワ。四隅スレ。非コーティングの裏面はリングウェアその他の薄スレ。
ディスク：レーベルはヒゲが多目。盤面は細かなスレ多数。かなり聴きこまれたものと思われます。全編試聴しました。全体に軽いチリプチ、散発的なプツ音、バックグラウンドノイズは普通に出ます。A1はノイズやや多め大きめ、A3冒頭は8回ほど軽いプツ音の周回ノイズが出ますが鑑賞を妨げるほどではありません。見た目よりもいい感じで普通に鑑賞できます。実際の音源でご確認ください。
マトリクスは2W/2W。これしかないと思います。
デッカ系のパテントNo.入り穴開きビニール内貼り内袋付属。
バーバラ・ディクソンの70年1stソロアルバム「ドゥー・ライト・ウーマン」。
アーチー・フィッシャーとのコラボレーション2作"The Fate O' Charlie""Thro' The Recent Years"に続いて発表されました。タイトルはもちろんダン・ペンのあの超有名曲です。
この後の72年2ndソロ作"From the Beggar's Mantle"が格調高いいかにもな英国フォーク路線なのに比較すると、この1stはアーチーとの"Thro' the Recent Years"に近い60年代ポップ的な質感を持っています。だがこれが最高にいいのですよね。この甘酸っぱい胸キュンな感覚にたまらないいとおしさを感じてしまいます。
トラッドが4曲で他はアーチー・フィッシャーの提供曲やカヴァーで、ダン・ペンのタイトル曲の他アラン・テイラーなどを取り上げています。特にラブ・ノークスの"Turn A Deaf Ear"が素晴らしいフォークロックで降参！そのラブ・ノークスもギター／ヴォーカルで参加、さらに裏面のライナーも寄稿しています。
バーバラ・ディクソンの中では最も出てこないレア盤です。
もちろん英国オリジナル盤。
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
[A]
1. Easy To Be Hard (from Hair) (Gerome Ragni, James Rado, Galt MacDermot) 2:52
2. Turn A Deaf Ear (Rab Noakes) 4:18
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3. Something's Wrong (Allan Taylor) 2:52
4. The Garton Mother's Lullaby (Traditional) 2:23
5. Dainty Davie (Traditional) 2:00
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6. Returning (Archie Fisher) 3:33
[B]
1. Do Right Woman (Chips Moman, Dan Penn) 2:52
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2. The Long and Lonely Winter (Dave Goulder) 2:38
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3. A Lover's Ghost (Traditional) 3:21
4. The Blacksmith (Traditional) 1:46
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5. Gloomy Sunday (RezsSeress, Laszlo Javor, Sam M. Lewis, Carter) 2:05
6. And I Will Sing (Archie Fisher) 4:07
Barbara Dickson - vocals
Archie Fisher - backing vocals, guitars, dulcimer, concertina
Rab Noakes - backing vocals, guitar
Ronnie Rae - bass
Bill Kemp - drums
String sextet arranged and conducted by Alex Sutherland
Produced by Ray Horricks
