*** LP ： UK 1971 / Argo / ZFB 29 ***
■　コンディション　■
A- / A-
ジャケット：正面のみラミネートコーティングされた美しいぺらジャケです。。ラミネートの表面はくすみもなくつやつやできれい、周辺部に小シワ少し。非コーティング白地の裏面は左側にテープの剥がし跡。軽微な薄シミ。テープ剥がし跡の分ややB+寄りながら、まずまずの美品です。
ディスク：レーベルは片面のみ微細なヒゲが1-2本。盤面は強い光に当ててわかるレベルの微スレのみ。まずまずの美品です。全編試聴しました。無伴奏パートでもノイズを感じることはなく極めて良好に鑑賞できます。実際の音源でご確認ください。
マトリクスは1G/1G。
ビニール内張りの内袋付属。

ジョン＆マイク・レイヴン・ウィズ・ジーン・ワードの71年作「ケイト・オブ・コールブルックデール」。
ジョンとマイクの兄弟に歌姫ジーン・ワードを迎えて制作された奇跡のトラッド作品です。ジャケットの写真はコールブルックデールの有名なアイアン・ブリッジ。
ヴォーカルはジョン・レイヴンとジーン・ワードがほぼ交互にリードを取ります。
Nic JonesやBarry Dransfieldに比べても引けを取らないJon Ravenの豊潤で滋味にあふれたヴォーカル。涼やかな風鈴の音色を思わせるジーン・ワードのこの上なく美しい天上界の歌声。
英国フォークが好きな方ならこれだけでもう降参でしょう。
取り上げている歌についてはジョン・レイヴンによる解説が付いています。どの曲もシンプルながらアレンジが素晴らしく、くっきりと鮮やかなイメージが目の前に現出するようで深い感動を覚えます。奇跡の14曲。
簡単に言うと、ニック・ジョーンズやバリー・ドランスフィールドに極上のフィメール・ヴォイスが加わったような世界です。
ちなみにこの人達は68年に同じ3人で"Songs Of The Black Country And West Midlands"、70年にマイクとジーンの二人で"The Lass From The Low Country"というアルバムを作っておりこれで3作目となります完成度では本作が一番です。
絶対のオススメ！！

英国アーゴのオリジナル盤。

試聴曲は現品からの取り込み音源です。
[A]
1 Brisk Young Butcher
2 I Wish, I Wish
3 Brave Collier Lads
4 The Buxom Dairy Maid
5 Kate of Coalbrookdale
　 Direct Link
6 Cold Blows the Wind
　 Direct Link
7 Wife for Sale
[B]
1 The Soldier’s Fancy
　 Direct Link
2 Bold William Taylor
3 The Rose of Cashmere
　 Direct Link
4 Nine Times a Night
5 The Collier Lass
6 The Pirate’s Serenade
　 Direct Link
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7 The Grey Cock

Produced by: Frederick Woods
Recorded by: Ade Martins

Mike Raven guitar, banjo
Jon Raven guitar, vocals
Jean Ward vocals
Pete Sage fiddle