*** LP ： USA 1971 / Atlantic / 2400 174 SUPER ***
■　コンディション　■
B / B+ / CO
ジャケット：左下切れ込みカット。四隅スレ。四辺スレ、背表紙小さなハゲ2ヶ所。表裏とも薄スレ、薄汚れ。
ディスク：レーベルはヒゲ無し。盤面は強い光に当ててわかるレベルの細かな微スレがやや多め。A1後半にプレスミスと思われる白っぽい小傷があり大きめのプツ音1回軽いプツ音2回生じます。これ以外は細かなチリプチ、バックグラウンドノイズは出ますが鑑賞を妨げるほどではありません。
アトランティックのカンパニー内袋付属。

ジョー・ママの71年2作目「JはジャンプのJ」。
"City"の解散後、ソロとして成功したキャロル・キングをサポートすべくダニー・クーチとチャールズ・ラーキーを中心に結成されたジョー・ママの2作目かつラスト作です。
ちなみにジョー･ママはキャロル・キングの大名盤『つづれおり』や旧友ジェームス・テイラーのアルバムに全員参加していますね。
基本は軽いスワンプ路線。元々ソウル、ジャズ、カントリーなどの様々なアメリカンミュージックをミクスチャーしたサウンドを聴かせてくれましたが、トム・ダウドをプロデューサーに迎えた2作目にして最後のアルバムとなった本作ではジャズのテイストも加味されました。
録音スタジオによく遊びに来ていたというDr.Johnの曲を2曲収録しているのも注目に値しますね。
女性ヴォーカルのアビゲイル・ヘイネスがちょっとボニー・ブラムレットを彷彿とさせますが、バックの洗練されたファンキー・サウンドで今も輝きを放っています。
本作をもって解散し、ダニー・クーチは「ザ・セクション」を結成することになります。
基本！

米国オリジナル盤。







A-1. Keep on Truckin' (Kortchmar ) - 5:13
A-2. Back on the Street Again (Kortchmar ) - 3:06
A-3. Smack Water Jack (Goffin/King ) - 2:41
A-4. If I Had a Billion Dollars (Kortchmar ) - 3:35
A-5. My Long Time (Kortchmar ) - 2:20
A-6. When the Lights Are Way Down Low (Rebennak ) - 2:35
B-1. Love Is Blind (Kortchmar ) - 3:46
B-2. 3 A.M. In L.A. (Kortchmar ) - 6:10
B-4. Sweet and Slow (Dubin/Warren ) - 2:48
B-5. Have You Ever Been to Pittsburgh (D. Simon ) - 3:40
B-6. Sho 'Bout to Drive Me Wild (F. King/Rebennak/Robinson ) - 3:09

Abigale Haness - Vocals
Danny "Kootch" Kortchmar - Guitar, Conga, Vocals
Charles Larkey - Bass
Joel OBrien - Drums, Vibraphone
Ralph Schuckett - Keyboards, Vocals
Carole King - Vocals
Tom Dowd - Producer