*** LP ： USA 1971 / Elektra / EKS-74095 ***
■　コンディション　■
A- / A- / CO
ジャケット：雰囲気抜群のざら紙ジャケットです。右上コーナーカット。下辺1cmほどのハゲ。表裏とも微細な薄汚れのみでまずまずきれい。
ディスク：レーベルは片面のみ微細なヒゲが少々。盤面は強い光に当ててわかるレベルの細かな薄スレがそこそこ出ていますが表面的なものです。ざっとつまみ聴き試聴しましたが、細かなチリプチやバックグラウンドノイズはあるものの良好に鑑賞できると思います。
2つ折り歌詞カードは欠品です。
エレクトラのカンパニー内袋付属。

ティンバーの71年2作目かつラスト作「ブリング・アメリカ・ホーム」。
後にシンガー・ソングライターの名作を発表するウェイン・ベリー在籍のバンドとして名高い5人組。70年〜71年に2枚のアルバムを残しましたがこれは2ndです。
曲はウェインともうひとりジョージ・クリントン（もちろんP-Funkとは別人）で提供しています。つまりこのバンドは二人のシンガー・ソングライターが中心になっていて、さらにジュディ・エリオットという女性ヴォーカルまで擁しているなかなか豪華な布陣なのです。ちなみにジョージの方もウェインと同時期にソロ作を出していてこちらはファンキーな作風です。さらにこの二人は76年にVolunteersというバンドでアルバムを出しています。
さて本作の内容はおおざっぱに言うとフォーク／カントリー担当のウェインとロックンロール／スワンプ担当のジョージという感じはファースト同様ですが、ウェインの方が曲提供も多くよりウェイン寄りのアルバムと言えそうです。また紅一点のジュディの存在感が増しておりリードヴォーカルも良い感じです。
B級感は漂いますがシンガー・ソングライター好き、スワンプ好きにはばっちりのアルバムですよ。まあ聴いてくださいな。
大推薦！

米国オリジナル盤。本作は正面のデザインが違う2種類がありますがこれは「ひまわり」の方です。


※ボーナス入りのCD音源です

A1 Bring America Home 3:00
A2 Canada 2:25
　Lead Vocals - Judy
A3 Pipe Dream 3:30
A4 Remember
　Vocals - George, Judy
A5 Don't Underestimate Your Friends 3:22
　Lead Vocals - Wayne
B1 Witch Hunt 2:27
　Vocals - Judy, Wayne
B2 The Spirit Song 2:45
　Lead Vocals - Judy
B3 Caught In The Middle 3:50
　Vocals - George, Wayne
B4 Same Ole Story 3:59
　Lead Vocals - George
B5 From The Time I Rise 4:18
　Lead Vocals - Wayne

Written-By - George Clinton (A1, A4, B4), Wayne Berry (A2, A3, A5, B1 to B3, B5)

Vocals, Bass, Acoustic Guitar - Wayne Berry
Vocals, Keyboards, Recorder, Autoharp - George Clinton
Vocals - Judy Elliott
Electric Guitar, Acoustic Guitar - Roger Johnson (3)
Drums - Warner Charles Davis

Trombone - George Clinton (A4, B4)
Trumpet - Roger Johnson (3) (A4, B4)

Producer - Don Gallucci
Arranged By [Horns] - George Clinton (A4, B4)
Design [Cover] - Robert L. Heimall
Artwork [Poster] - Nicholas Gaetano
Photography By - Herb Green, Leonard Heicklen
Engineer - Brian Ross-Myring
Engineer [Assistant] - Tom Hummer
Supervised By - Jac Holzman
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