*** LP ： UK 1971 / Transatlantic / TRA 236 ***
■ コンディション ■
A- / A
ジャケット：シングル紙見開き、プラスティック・インナー・ケース貼り込みのオリジナル（糊付けが剥がれています）。わずかな擦れがちらほら、シワがちらほらあるだけの美品です！
ディスク：ごくわずかな使用感のみの美品です！
マトリクスはA-2U/B-2U。"1U"ってのは見たことないのでたぶんこれが初回プレスだと思いますが確証はありません。
レーベルは紫ロゴ！時期的にちょうどレーベルデザインの端境期にあたり、このアイテムのほとんどは新デザインのものです。紫ロゴは極めてレア。
パラフィン紙内張りの穴あき白内袋付属。
ボブ＆キャロル・ペッグのミスター・フォックス2nd＆ラスト作の「ジプシー」です。
英国フォーク界ナンバー1のアートなジャケットと内容の素晴らしさが同居した稀有な名作です。
プロデュースはビル・リーダー。
ジャケットの絵はAnn Winterbotham！！（といっても知らない人だけど・・・）中面の絵はボブ・ペッグ本人です。
絶対壁に飾りたくなるジャケットですよね。
オリジナル曲をトラッド・ベースなアレンジで演奏するのが基本線ですが、Mr Foxはそこにアングラ／サイケ／アシッド臭が漂って来る点で、英国フォーク界の中でもなかなか特異で重要な位置を占めているバンドです。
このジプシーでは、A面でそのアングラ／サイケ／アシッド臭が全開で初めて聴く人はどぎもを抜かれるかも。
笛、ずんどこ太鼓、オルガンに加えて、ファズ・ギターが切りこんできたりするともう脳味噌が胃痙攣を起こしそうな快感であります。しかもちゃんとトラッド感覚の格調高さは保たれているあたり、ちょっと他では得られない体験です。
B面は1st路線と言うか、おとなしめに正調ブリティッシュ・フォークを聴かせます。
全体を支配するほの暗い英国感覚の中で、忘れちゃいけないのがボブ・ペッグの格調高いヴォーカルと、キャロル・ペッグのくらくらっと来る独特の美声。
個人的にも長年の愛聴盤。
シングル紙見開き、プラスティック・インナー・ケース、激レア初期紫レーベル、しかも美品！という稀有な1枚。
探していた方はこの機会に是非どうぞ！
A1 Mendle
C. Pegg
A2 The Gipsy
B. Pegg
B1 Aunt Lucy Broadwood
B. Pegg
B2 House Carpenter
Arranged By B. Pegg, C. Pegg Electric Bass Bob Pegg Trad.
B3 Elvira Madigan
B. Pegg
B4 Dancing Song
B. Pegg
B5 All The Good Times
Chorus Gridley Tabernacle Choir And Orchestra, The B. Pegg
Bob Pegg (vocals, guitar, bass, keyboards)
Carole Pegg (accordion, fiddle, vocals)
Barry Lyons (electric bass, dulcimer)
Alan Eden (drums)
Produced by Bill Leader
