*** LP ： USA / 74 / London / PS 642 ***
■　コンディション　■
B- / A-
PO ； ジャケット右上に直径1cmほどのパンチアウトがあります。
RW ; ジャケット表裏にリングウエアがあります。
SOC ; 表ジャケット右下に直径4cmの「Promo」シールが貼ってあります。
SPSE ; ジャケットの底が5cmほど割れており、表ジャケット下部に小さな破れがあります。
ジャケット全体に決定的なダメージはないのですが、使用感が漂っています。
盤面にはひげが散見され、紙擦れもあり、使用感が漂っています（聴いた限り気になるノイズは拾いませんでしたが、ヘッドホンで聴くとプチノイズを拾うかもしれません）。
発売当時の内袋付き（底が5cmほど破れています）。

67年から70年までサヴォイ・ブラウンのヴォーカリスト、クリス・ユールデンの2ndソロ(74年)で、前作は【ラビリンス5086】として取り上げられています。
「サヴォイ・ブラウン」と聴けばどうしてもコテコテのブルースロックというイメージが強いため、クリス・ユールデンも敬遠されがちですが、上質の英国スワンプとしてお薦めします。
サヴォイ・ブラウン在籍時から作曲面での貢献の高かったクリス・ユールデン、本作も全曲オリジナルで、黒くて艶のあるヴォーカルを披露しています。
女性コーラスや管楽器を導入し、アーシーで、ブルージーで、ファンキーで、ソウルフルで、グルーヴィーでちょっとメロウな英国スワンプ……というよりも王道英国ロック好きなら誰でも納得の高水準なアルバムです。
【収録曲】
A1. Conjure Wife
A2. Born And Raised In The City
A3. The Morning Light
A4. Keep Your Lamp Lit
A5. Little Cog In A Big Wheel
B1. Peace Of Mind
B2. Walking The Streets Again
B3. Walking The Streets Again
B4. Love And Pain
B5. It Ain't For Real
all titles written and produced by Chris Youlden(Vo)
【参加ミュージシャン】
Derek Griffiths (from Artwoods and Mike Cotton Sound) ： Guitars
Jack Mills (of Brian Auger's Oblivion Express) ： Guitars
Pete Wingfield (of Jellybread) ： Keyboards
Rosco Gee ： Bass
Bruce Rowland ： Drums
Nick Newell ： Saxes
Mike Cotton, Dave Caswell ： Trumpet
Joy Yates, Anna Peacock, Suzanne Lynch : Backing Vocals