*** LP : ?? / ?? (72) / ?? / GUN-5 ***
■ コンディション ■
コンディション表記の詳細は
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[ジャケット] / [ディスク]の順です。
A / A
ジャケットには擦れや抜け、角打ちなどのダメージの一切ない、中古としては申し分のないコンディションです。
盤面にはひげや気になる擦れはなく、中古としては申し分のないコンディションです。
リプロです。
ジャケットの英国的なおどろおどろしさのインパクトが強烈なニドロローグの72年の大傑作で、RCAのオリジナルは古くからコレクターズ・アイテムですね。
これはリプロですが、この幻想的で美しいジャケットはアナログ・サイズじゃないとその素晴らしさは伝わりにくいし、ジャケットと溝に刻まれたサウンドも見事にマッチしています。
バンド名の「Gnidrolog」はスチュワートとコリン兄弟の性である「Goldring」を逆さに配しただけというのも、いかにも英国的?なのかしら。
演奏はサックスやフルートを前面に打ち出しながらもブラスロックとは異なり、英国的なデカダンスと印象的な美しいメロディーが心に響く、まだ「様式美」に硬直していない70年代初頭の試行錯誤を繰り返すハードなプログレです。
収録曲について簡単の述べておきます。
A-1「I Could Never Be a Soldier」は怪しげなギターのアルペジオから清らかなフルートがリードを取るオープニングだけで引き込まれる魅力的な名曲で、10分を越える大曲ですが起承転結がしっかりしており、フルートがリードの静寂なパートと英国ブルース・ロックといってもいいハードなリード・ギターの対比も見事で、一気に聴き通してしまいます。
A-2「Ship」はアコースティック・ギターのカッティングとサックスのリードから始まるドラマティックなハード・フォークです。
A-3「A Dog With No Collar」はアコギのアルペジオから始まる美しいフォーク調のバラード。
アルバム・タイトル曲のB-1「Lady Lake」はキング・クリムゾンの4作目『Island』を思わせるジャージーかつフリーキーな演奏で、サックスのインタープレイは混沌としており、そんなオープニングから一転ヴォーカル・パートに入ると悲しみというのか不安に包まれる構成が見事です。
B-2「Same Dreams」はアコースティック・ピアノとソプラノ・サックスが美しいフォーク・ロックの佳曲で、本作のなかでは一服の清涼剤のようです。
ヘヴィーなリフから始まるB-3「Social Embarrassment」はギターやブラスのフリーキーな本作のなかでは一番攻撃的でハードな演奏です。
B-4「」はドラマチックな泣きのギターで幕を開ける起承転結と陰影に富んだインストで、余韻を残したままアルバムは幕を閉じます。
B級感タップリですが、70年代初頭の王道英国ロックが好きな方には「一聴の価値大有り」の大名盤です。
【収録曲】
A-1 I Could Never Be a Soldier
A-2 Ship A-3 A Dog With No Collar
B-1 Lady Lake
B-2 Same Dreams
B-3 Social Embarrassment
【クレジット】
Pete Cowling ; Bass, Cello
John Earle ; Vocals, Wind
Charlotte Fendrich ; Piano
Colin Goldring ; Guitar, Saxophone, Vocals
Stewart Goldring ; Guitar
Nigel Pegrum ; Drums, Flute, Oboe