*** LP ： UK 1971 / Beltona / SBE 128 ***
■　コンディション　■
A- / A-
ジャケット:表側のみラミネート・コーティングされたタイプ。ラミネートはくすみ／シワがそこそこ出ていますが艶も十分あってきれいです。非コーティングの裏面は薄汚れが少し。おおむねきれいな印象です。全体に使用感は漂うもA-寄りの良品です。
ディスク:ヒゲ無し。薄擦れが少しあるだけの美品です。ビニールの内袋に長年押し付けられていたため、波状の模様がうっすらと出ています。試聴の結果も上々でクリアな音質を存分に味わえます。
パテントNo.入り穴開きビニール内貼り内袋付属。

アイルランドの謎の眼鏡少女ジェラルディンが残したダブリン録音のフィメールフォーク傑作。
彼女はSSWではなくてジョニ・ミッチェル、エルトン・ジョン、ゴードン・ライトフットまたプロデューサーのトニー・ジョンストンなどの曲を取り上げています。
これが実に初々しく、みずみずしいガール・フォークの傑作なのです。
60年代ポップ風味の味付けを施したもの、純フォーク的なもの、どれも可愛らしくのびやかなヴォーカルを聴かせてくれます。
フルートの音色からの連想なのか、ソフト・サイケ・アシッドフォークのレア盤的な扱いを受けていますが、そんなややこしいものではなく、普通に天使の歌声を楽しめばOK。
大推薦！

Youtubeにジョニ・ミッチェルのカヴァーが上がっていたので下に貼っておきます。



[A]
Wherefore And Why (Lightfoot)
Skyline Pigeon (John, Taupin)
Where Did The Time Go (Johnston)
If You Could Read My Mind (Lightfoot)
Columba To Derry (Johnston)
So Many Ways (Kaye, Porter)
[B]
I Think It's Going To Rain Today (Newman)
Turn On The Sun (Mitch Murray, Peter Calendar)
Michael From Mountains (Mitchell)
Cactus Tree (Mitchell)
Long Long Time (White)
Journey's End (Johnston)

Producer: Tony Johnston
Arrangements: Mike Geoghegan
Engineer: John D'Ardis
Recorded at Trend Studios, Dublin