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Eddie Harris / E.H. in the U.K. (The Eddie Harris London Sessions)

Eddie Harris / E.H. in the U.K. (The Eddie Harris London Sessions)の画像

SOLD OUT

管理番号 3L-01809
在庫数 SOLD OUT
*** LP : Japan / 74 / Warner / P-8430A ***
■ コンディション ■
A- / A
TOC-I ; 表ジャケット右下に1cm×2cmほどのシールを剥がしたような痕があり、若干の破れがあります。
淡い色のジャケットで、裏ジャケに薄い染みが浮いています。
大きな角打ちやリングウエアはなく、このレコードにしてはとても綺麗です。
盤面にはひげや気になる擦れはなく、中古としては申し分のないコンディションです。
帯は付いていませんが、ライナーは付いています。

66年の時点で早くもエレクトリック・サックスを取り入れたジャズ界の異端児、エディ・ハリスが73年に渡英して英国ロック・ミュージシャンとセッションした異色作です。
異端児とはいっても、サックスだけでなくピアノとオルガンの腕前も卓越しており、デビュー時の61年には「Exodus」をジャズのシングルとしては異例のヒットを記録させたし、またエディ・ハリスが作曲した「Freedom Jazz Dance」はマイルズ・デイヴィスが取り上げました。
詳細は後述しますが、思いつくままに参加ミュージシャンを列挙すると……
ギターにアルバート・リー、ジェフ・ベック、ニール・ハバート、キーボードにズート・マネー、スティーヴ・ウィンウッド、トニー・ケイ、ベースにボズ・バレル(表記は本名のRaymond Burrell)、デイヴ・ペッグ、クリス・スクワイア、ドラムスがデイヴ・マタックス、アラン・ホワイト、イアン・ペイス……70年代前半のブリティッシュ・ロック黄金期の錚々たるメンバーが並んでいます。
例えばジェフ・ベックのコンプリート・コレクターといった類いの人以外にはほとんど話題になることのないアルバムですが、「米国ジャズ」を切り離して、70年代の英国ジャズ・ロックとして聴くと猛烈に面白いですよ。
何がスゴイって73年という時代です。それぞれが活動していたフィールドを考えると交差しそうにもないミュージシャンがこうして集まりセッションという形ながらも音を残しているという事実。尤も73年のイギリスはプログレ全盛期なので一線のミュージシャンを集めるとこういう人選になってしまうのでしょうね。バッド・カンパニー始動時のボズ・バレル、既に袂を別っていたトニー・ケイとその他のイエス・メンの邂逅、どうやって集めたんだろうか?
【収録曲と参加ミュージシャン、そして簡単な印象】
A-1「Baby」はエディ・ハリスのサックスにギターでアルバート・リーとニール・ハバート、ズート・マネーの鍵盤、ベースはレイモンド・バレル、ドラムがアラン・ホワイトというユニークな組み合わせでのブルース・セッション。
Bass ? Raymond Burrell, Drums ? Alan White, Electric Piano - Zoot Money, Guitar ? Albert Lee, Neil Hubbard, Saxophone, Trumpet, Vocals [Singing Through His Horn] ? Eddie Harris 6:45
A-2「Wait A Little Longer」はA-1と同じ編成でスイングする演奏が素晴らしいソウルフルな曲。
Bass ? Raymond Burrell, Drums ? Alan White, Electric Piano ? Zoot Money, Guitar ? Albert Lee, Neil Hubbard, Saxophone ? Eddie Harris 4:12
A-3「He's Island Man」はギターがアルバート・リーとジェフ・ベック、鍵盤にスティーブ・ウインウッド、ドラムがイアン・ペイス(ディープ・パープル)という意外性たっぷりの編成で、ジェフ・ベックは75年の名盤『ギター殺人者の旋律』のアイデアを持ったのでは……と思わせる演奏です。
Bass ? Raymond Burrell, Congas ? Lofty Amao, Drums ? Ian Paice, Electric Piano ? Stevie Winwood, Guitar ? Albert Lee, Jeff Beck, Saxophone ? Eddie Harris 2:25
A-4「I've Tried Everything」はA-3からベースがリック・グレッチに替わった編成による本作のハイライトと言ってもいい演奏。ジェフ・ベックとアルバート・リーというタイプの異なるギターの絡み、スティーブ・ウインウッドの鍵盤とエディー・ハリスのサックスのソロと聴きどころ満載です。
Bass ? Rick Grech, Congas ? Lofty Amao, Drums ? Ian Paice, Electric Piano ? Stevie Winwood, Guitar ? Albert Lee, Jeff Beck, Saxophone ? Eddie Harris 8:13
B-1「I Waited For You」はスティーヴィー・ウィンウッドにアルバート・リー、それにクリス・スクワイア、アラン・ホワイト、トニー・ケイ(当時はバジャーに在籍)という初代イエスのリズム・セクションが加わります。プログレ色は希薄で、ラヴ・ソングらしくリリカルに吹くエディー・ハリスのサックスにうっとりしてしまいます。
Bass ? Chris Squire, Drums ? Alan White, Electric Piano ? Stevie Winwood, Guitar ? Albert Lee, Saxophone ? Eddie Harris, Synthesizer ? Tony Kaye Written-By ? Charles Stepney 5:48
B-2「Conversations Of Everything And Nothing」もB-1と同じ編成による16分近い長尺な演奏。初期ソフト・マシーンを思わせるアバンギャルドなインプロビゼーションにサイケの香りの濃い初期のイエスが融合したような「黄金の70年代初頭の英国ジャズ・ロック」です。この曲だけでも本作を所有している価値がるでしょう。

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