*** LP ： USA 1968 / Oracle / ORS-701 ***
■　コンディション　■
A- / A-
ジャケット：裏面左上にグリーンの小さな誰かのサイン。これ以外は微細な薄スレが少しあるだけで四隅、四辺もぴんとした美品です。
ディスク：レーベルはヒゲが少し。盤面は薄スレちらほらの美品です。

ボストンのフォーキーなシンガーソングライター、ジェイミー・ブロケットの1st「リメンバー・ジ・ウインド・アンド・ザ・レイン」。
アルバムとしての完成度では2ndに譲りますが、この人の説得力のある深々としたヴォーカルは本当に素晴らしい！深夜ヘッドフォンで聴いたりすると、あっという間に異次元世界に持って行かれます。
両面とも冒頭がマシンガンのごとく言葉を吐き出していくトーキング・ブルース調の曲で、特にB1は13分に及ぶクリス・スミザーと共作した有名曲ですが正直ちょっときついです。残りは2ndに通じる内省的な路線の曲で、タイトル曲や「スザンヌ」で聴かれるような静謐な世界の中でかみしめるように言葉を紡いでいく感覚がたまりません。ディランの「いつもの朝に」もそんな雰囲気で歌われます。
本物はやっぱ違うよな・・・という貫禄のフォーキー・シンガー・ソングライターの名盤です。
強力推薦盤！

本作は70年代初頭にCAPITOLから再発されていますが、これはレアな初回ORACLE盤です。

★試聴曲は別レコードの音源です。
A1 Talkin Green Beret Super Yellow Hydraulic Banana Teeny Bopper Blues 5:20
Written By M. Smith
A2 Remember The Wind And The Rain 5:30
Written By J. Bassett
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A3 St. Botolph St. Grey Morning Dulcimer Thing 3:25
Written-By J. Brockett
A4 Blue Chip 7:22
Written By P. McNeil
A5 Nowadays 5:50
Written By C. Allen
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B1 Legend Of The U.S.S. Titantic 13:28
Written By C. Smither Written-By J. Brockett
B2 Suzzane 4:29
Written By N. Schell
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B3 One Too Many Mornings 3:02
Written-By B. Dylan
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B4 Bag On The Table 6:50
Written By B. Lyons

Guitar [Six String], Twelve-string Guitar, Dulcimer Jaime Brockett
Guitar [Second] Tony Rubino (tracks: A2, B2)

Producer Bruce Patch
Coordinator [Album] R. Joseph Jordan
Liner Notes N. Clark Schell
Management J. Richard Turner
Photography Rick Colsen