*** LP ： UK 1978 / Transatlantic / LTRA511 ***
■　コンディション　■
B / A-
ジャケット：四隅、上下辺強めのスレ。背表紙はぽつぽつとスレあるもまずまず。正面薄スレ、周辺部シワ。右上上辺沿い破れ（写真の白いところ）、その下右上隅シール剥がし跡黒マジックで補修。裏面も軽いスレ右上に小さなシール。全体に使用感がありちょっとぼろい感じです。
ディスク：レーベルは微細なヒゲがほんの少し。盤面も微細な薄スレのみの良品です。
マトリクスはA-1E/B-1E。
パテントNo.入り穴開き白内袋付属。

ミック・リナード＆デヴィッド・ヒューズの1st「ラッセル・スクエア」。
ラビリンス：5023でも激賞されていました。
二人ともアコースティック・ギターの名手でインストが半分占めているのですが、これがヴォーカル曲と見事にマッチする構成でかったるいということは全くありません。
腕達者なギターやちょっとジャジーな雰囲気を漂わせるあたり、Gordon Giltrap在籍時のAccoladeと似た雰囲気もあります。
とは言えこの作品を名盤たらしめているのは何と言っても素晴らしいヴォーカル曲です。
ラビリンスでも触れられていたように、ラストのニック・ドレイクのカヴァーは身体の内から静かな感動が湧き上がってくるような名演。オリジナルもよい曲ぞろいです。
英国シンガーソングライター好きな方ならまず失望するようなことはないでしょう。
探したことのある方ならお分かりかと思いますが、いやになるほど出てこなくなったレア盤です。

超強力推薦盤！！

A1 Phone In 3:37
A2 Khartoum 3:14
A3 Winter Snow Blue Night 4:48
A4 Primrose Walk 3:36
A5 September 4:18
A6 Raining in Nivelles 3:08
B1 French Escalators 2:40
B2 Russell Square 3:06
B3 Fairground Waltz 4:34
B4 Friday Up and Sunday Down 2:37
B5 Jazz Woodbine 3:46
B6 River Man (Nick Drake) 5:24

All tracks written by David Hughes and Mick Linnard except
Tracks 1, 3 David Hughes;
Track 12 Nick Drake

David Hughes, finger style acoustic guitar, lead vocals and harmonies;
Mick Linnard, lead guitar, acoustic rhythm guitar, bass guitar, volume pedal bass, volume pedal guitar, vocal harmonies;
Pick Withers, drums, percussion

Recorded and produced at Leadder Sound by Bill Leader;
Russell Square photographs and sleeve back photograph by Pete Kennedy;
Sleeve design by Janet Kerr