*** LP ： USA 1980 / Fat Chance / - ***
■　コンディション　■
B+ / A- / WD
ジャケット：下部1/ほどが水に濡れた跡があり、うっすらとシミ、波打ち。四隅スレ。黒地の正面は薄スレス少し。白地の裏面はきれいですが先に書いたように薄っすらとした水濡れのシミ。
ディスク：ヒゲ無し。ごくわずかな使用感のみの美品です。

ワシントン州スポケーンのローカル・バンドたぶん唯一作自主制作盤。
このレコード素性もよく知らずに昔から持っていて結構よく聴いたものでした。もちろんこの素晴らしいジャケットに惹かれて入手したものです。
リーダーのBen Staleyは60年代からスポケーンではかなり有名なミュージシャンのようで、バンドも70年代通して長く続いていたようです。
実力派の遅すぎたデビュー作といったところ。
イーグルスに女性ヴォーカルを入れて、さらにライ・クーダーをゲストで呼んで、最後に全体に少し下手にさせた感じと言えば通じるでしょうか？
カントリーロック、マンドリンがもの悲しいバラード、しゃれたウエスタンスウィングといった内容で、さらにボビー・チャールズ「テネシー・ブルース」のカヴァーではシャノン嬢の哀切な歌に涙することになります。
B級ながら愛すべき作品。
大推薦！