*** LP : Taiwan 1966(?) / 第一唱片 / FL-1308 ***
■ コンディション ■
B+ / B
ジャケット:ブラジル盤などにもよくあるペラ紙をビニールで包んだ仕様。紙は極薄のぺらぺら。ビニールには経年の曇り、引っかき傷などがあります。
ディスク:オレンジなので擦れや小傷などは非常にわかりにくいですが、レーベルのひげもなく見た目はとてもきれいで美しいものです。試聴するとチリ、プチがそこそこ出るのでBとしましたが、耳障りな反復ノイズはありません。よほど神経質に聴くのでなければ問題のないレベルです。プレス自体も元々あまりよいものではないのでしょう。
内袋は付属しません(おそらく元々ついていないはず)。
マリアンヌ・フェイスフルの3作目「北国の少女」。
ビートルズ・コレクターには有名な、台湾第一唱片のとても美しいオレンジ盤です。
この美しさはちょっと尋常ではありません!
しかも本品はおそるべき珍品でもあります。なんとジャケットの内側には「橋幸夫 ステレオ・ハイライト 第2集」のジャケットが印刷されているのです。なんとか写真撮ってみましたがわかるかなぁ?
つまり紙の表裏を使ってマリアンヌ・フェイスフルと橋幸夫の2種類を同時に印刷しているのですね。紙の節約のためなのか、この時代の台湾盤にはよくあることなのかどうか、不勉強でよくわかりません。
ということは、橋幸夫の内側にマリアンヌ・フェイスフルが印刷されたものも存在するということになりますよね。うーん、そんなのがあったら欲しい(バカ)・・・
というわけで、地球上に5人ぐらいは現存しているはずのマリアンヌ・フェイスフル・マニアかつ橋幸夫・マニアの人(いないか?)には必携の珍品であります。
一応内容も。
マリアンヌ・フェイスフル(青春玉女)の3作目「北国の少女」。
英国Deccaに残した4作のうち3枚目「北国の少女」、ずばり名作です。
タイトルどおりフォークを取り上げた作品集で、ブリティッシュ・フォークに興味がある方なら必聴でしょう。はっきり言って、そこらの凡庸なフォークアルバムとは一線を画す素晴らしい出来ばえです。
トラッドの他にもバート・ヤンシュ、ミック・テイラー、トム・パクストン、ドノヴァン、ジョン・マーク等の曲も。
名門出身の清楚な美少女が歌うフォークの名曲の数々・・・
この時代はまだ妖精ヴォイスの持ち主でした
なんつっても「青春玉女」だもんね。
★試聴曲は別レコードの音源です。
A1 Green Are Your Eyes
Written-By - Bert Jansch
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A2 Scarborough Fair
Arranged By - Mark Written-By - Trad.
A3 Cockleshells
Arranged By, Written-By - Mick Taylor
A4 The Last Thing On My Mind
Written-By - Tom Paxton
A5 The First Time Ever I Saw Your Face
Written-By - Ewan McColl
A6 Sally Free And Easy
Arranged By - Jon Mark Written-By - Cyril Tawney
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B1 Sunny Goodge Street.
Written-By - Donovan
B2 How Should I Your True Love Know
Arranged By - Mark Written-By - Trad.
B3 She Moved Through The Fair.
Adapted By - Herbert Hughes Arranged By - MarkWords By - Padraic Colum Written-By - Trad.
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B4 North Country Maid
Arranged By - Mark Written-By - Trad.
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B5 Lullaby
Written-By - Jon Mark
B6 Wild Mountain Thyme
Arranged By - Mark Written-By - Trad.
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Producer, Directed By - Mike Leander A1 Green Are Your Eyes
Arranged By - Jon Mark, Mick Taylor
Engineer - Gus Dudgeon
Photography By - Gered Mankowitz