*** LP ： USA 1973 / Kinleywood / 101 ***
■　コンディション　■
B+ / A- / SPSE
ジャケット：ザラ紙のジャケット。四隅微細なスレ、上辺きれい、下辺はきれいですが下記後部7cmほど割れ、背表紙はクリアで背文字もくっきりしていますが経年の変色／薄汚れが出ています。表面は経年の薄シミ／薄汚れが出ています。
ディスク：レーベルは微細なヒゲがほんの少し。盤面は細かな薄スレが出ていますが極めて表面的なものです。ところどころで軽いチリプチぐらいは出るかもしれませんが良好に鑑賞できると思います。

ジョン・カッスル・バンドの自主制作たぶん唯一作「ザ・プライス・オブ・ラヴ」。
録音スタジオとレーベルの所在地からしてヴァーモント州のバンドだと思います。日本ではハウス・バーモント・カレーぐらいしか思い浮かばないほど縁のうすいところですが、ニューイングランドの一角を占め、寒そうなジャケットがイメージぴったりのカナダ国境添いの北国です。
と書くと、この雪ジャケからしてなにやらカナダっぽい清澄で淡いドリーミーフォークなどを連想するかもしれませんが、さにあらず。米国産パブロックとでも言いたくなる小粋でいなたい演奏を繰り広げるご機嫌なバンドなのでした。
サックス、トランペット等のホーンセクションが二人いるのが特徴で、リーダーのジョンの弾くよく転がるローリング・ピアノとの絡み具合も最高です。
どういう層に人気なのかはよくわかりませんが、けっこうな相場で取引されているめったに出会えないレア盤です。
オススメ！！

試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A1 Zamba
A2 Sap Beer
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A3 Just One Step Ahead
A4 See How You Are
A5 Somethings Gonna Happen To You; Anthems Of Peace And Joy
B1 City Song
B2 Blown Away In The Country
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B3 Talkin' To Stangers
B4 Busy Busy Busy
B5 Canadian Border
B6 The Price Of Love
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