*** LP ： UK 1982 / White Bear / WBR 001 ***
■　コンディション　■
A / A-
ジャケット：ほとんど使用感のない極美品。
ディスク：わずかな使用感のみの美品。
A面のレーベルが接着ミスで空気が入って皺々になっています。

デイヴ・スワブリックとサイモン・ニコルのデュオによるパブでのとっても楽しいライヴ・アルバムです。
アコースティック楽器のみの演奏で、（多分）二人ともホロ酔い……ジャケ写の通りに、掛け声や笑い声などアットホームな楽しさの伝わってくる素晴らしいライブ・アルバムです。
基本はデイヴ・スワブリックのフィドルを中心にしたインスト中心ですが、最高なのはサイモン・ニコルが歌うA-3、B-2、B-4でして、酔っ払ったおっちゃんがカラオケではしゃいでいるようで、微笑ましい限りです。
個人的な趣味ですが、サイモン・ニコルの歌は大好きでして、サンディー・デニーの曲をカヴァーするにしても、大人気のヴィッキー・クレイトンよりもサイモン・ニコルの歌声に感じ入っちゃうのでした。
蛇足ですが……95年の新宿ロフトでのフェアポート来日公演は2日とも応援に行きましたが、2日目の開場前に缶ビールを飲んでいたら、サイモンに指差されて大笑いされました^^……前夜、1曲ごとにキャ〜キャ〜反応していたのを覚えていたみたい。
2000年の来日も全日行きましたが、サイモンはミーのことを覚えてくれていて、ビールを奢ってもらっちゃったのん*^^*
……と思わず郷愁に浸っちゃうほど、飾り気のない「理想的なライブ・アルバム」です。
演奏も、録音も、思い切りラフだけど、じゃなかったらこの雰囲気は伝わらないでしょう。
マイナー・レーベルによる少数プレスだったため熱心なフェアポート・ファンも探しているレア盤です。
【参加ミュージシャン】
Dave Swarbrick, fiddle, vocals
Simon Nicol, guitar, vocals
【収録曲】
A-1.The Humours of Cappa / Swallowtail Reel (3.26)
A-2.Pittengardener's Rant / The Floggin' (3.36)
A-3.Time to Ring Some Changes (3.23)
A-4.Fiddlesticks (3.04)
A-5.Temptation (3.27)
A-6.Lord Haddo's Favourite / Lady Mary Hayes' Scotch Measure (3.87)
B-1.79th's Farewell / Atholl Highlanders / The Devil Amongst the Tailors (5.04)
B-2.Three Drunken Maidens (2.51)
B-3.The Hen's March / The Four Poster Bed (3.30)
B-4.The Widow of Westmoreland's Daughter (3.33)
B-5.The Friar's Britches / The Lark in the Morning / The Gravel Path to Granny's / Leighton Buzzard Shuffle (3.09)
All tracks trad. arr. Dave Swarbrick / Simon Nicol
Except Track 3 Richard Thompson, Track 5 Scott Joplin arr. Dave Swarbrick / Simon Nicol