*** LP ： Japan 1975 / RCA / RVP-6031 ***
■　コンディション　■
B+ / B+
ジャケット：四隅軽いスレ。上下辺薄スレ少々、背表紙はスレと経年の色あせ。表裏は軽微な薄スレのみでまずまずきれい。
ディスク：レーベルはヒゲがそこそこ出ています。盤面も薄スレがそこそこ出ています。A1からA2にかけて目立つすり傷がありますが幸い音への影響はほとんどありません。ざっと試聴したところB+とはしましたが聴感上はA-寄りの良品です。
歌詞／解説付属。
素晴らしい質感のかっこいいチラシとそれのコピーがたくさん付いています。
このチラシだけでも価値あり。

ガイ・クラークの「記念すべきデビュ−作「オールド・ナンバー・ワン（オールド・タイム・フィーリング）」。
伝説の名店「ブラックホーク」で75年度No.1アルバムに選ばれ、もちろんブラックホーク99選にも選ばれた大傑作。
この時ガイは38歳、遅すぎるデビューですね。
「汽車を待つ無法者のように」を初めて聴いたときの衝撃は忘れられません。胸を締め付けられるとはこのことか、なんて歌を聴かせてくれるんだと思いましたね。これは是非歌詞カードを見ながら聴いてほしいですね。朴訥な歌い方なのに声に物凄い深さがある感じ。悲しみの表現がこれほど似合う声にはめったに出会えないと思います。
アルバムとしての完成度も特級品。何度聴いても飽きがこないのは、1曲1曲が練りこまれているからで、逆にデビューの遅さが「吉」と出たのでしょう。
この後も長い活動を続けますが、、残念ながら本作を越えるアルバムを残していません。
1曲も無駄の無い、理想的なシンガー・ソングライター･アルバム。
名盤中の名盤です。

日本盤です。







A-1 Rita Ballou (2:49)
A-2 L.A. Freeway (4:43)
A-3 She Ain't Goin' Nowhere (3:27)
A-4 A Nickel for the Fiddler (2:45)
A-5 That Old Time Feeling (4:10)
B-1 Texas, 1947 (3:10)
B-2 Desperados Waiting for a Train (4:31)
B-3 Like a Coat from the Cold (3:18)
B-4 Instant Coffee Blues (3:15)
B-5 Let Him Roll (4:05)

Guy Clark ; Guitar, Vocals
Susanna Clark ; Paintings
Lea Jane Berinati Piano, Keyboards, Vocals, Harmony Vocals
David Briggs ;Piano, Keyboards, Vocals
Jerry Carrigan ;Drums
Pat Carter Guitar, Vocals, Harmony Vocals, Associate Producer
Chuck Cochran ; Piano
Jim Colvard ; Guitar
Rodney Crowell ; Harmony Vocals
Steve Earle ; Harmony Vocals
Dick Feller ; Guitar
Steve Gibson ; Guitar
Johnny Gimble ; Fiddle, Violin
Emmylou Harris ; Harmony Vocals
Jack Hicks ; Dobro
Shane Keister ; Piano
Jerry Kroon ; Drums
Mike Leech ; Bass
Larrie Londin ; Drums
Mickey Raphael ; Harmonica
Hal Rugg ; Dobro, Pedal Steel
Sammi Smith ; Harmony Vocals
Florence Warner ;Harmony Vocals
Gary White Vocals, Harmony Vocals
Tommy Williams ; Violin
Chip Young ; Guitar
Reggie Young ; Guitar