*** LP ： USA 1968 / Probe / CPLP 4500 ***
■　コンディション　■
A- / A- / PH
ジャケット：右上ピンホール、ふさがっており表側からは全くわかりません。四隅、四辺は微細なスレのみでとてもきれい。表裏、中面もとてもきれいですが開口部周辺に経年の色焼けが薄っすらと見られます。歯車円盤と中の写真もきれいです。ということで色焼けの分A-評価としましたがマイナス無しのAランクでもいいかな？という感じ、シールド開封直後に近いぴんとした美品です。
ディスク：レーベルは片面のみ微細なヒゲがほんの少し、マジックの書き込み（黒地なのでほとんどわかりません）。盤面は米盤らしい粗さが見られるのと紙スレレベルの微細なスレがちらほら見られるためA-としましたが、ごくわずかな使用感のみの美品です。
マトリクス。
CPLP-4500AS-2LW P17 ET
CPLP-4500B-SB-255 ET

ソフトマシーンのデビュー作。
ジミ・ヘンドリクスの米国ツアーに帯同した後ニューヨークで録音されたロック史に残る名作です。
前年にデイヴィッド・アレンが抜けてしまい、ケヴィン・エアーズ、マイク・ラトリッジ、ロバート・ワイアットの3人によるプログレッシヴ・ジャズ・サイケとでもいうような実験ポップな味わいを持つ作品です。
この摩訶不思議な音はこの時点で相当にへんてこりんなもので、多くの同時代ミュージシャンに衝撃を与えたのでした。
英国カンタベリー系の源流をなす原点な作品です。

時計の歯車を模したギミックジャケットの米国盤。
いうまでもなく本作はこの米国盤がオリジナル原盤です。
A/Aでもいいかなという感じの素晴らしいコンディションです。こんなにきれいなのはなかなか見つからないと思います。



[A]
Hope for Happiness (Brian Hopper, arr. Robert Wyatt / Mike Ratledge / Kevin Ayers) 4:21
Joy of a Toy (Ayers / Ratledge) 2:49
Hope for Happiness (reprise) (B. Hopper, arr. Wyatt / Ratledge / Ayers) 1:38
Why Am I So Short? (Hugh Hopper / Wyatt) 1:39
So Boot If At All (Ratledge / Ayers / Wyatt) 7:25
A Certain Kind (H. Hopper) 4:11
[B]
Save Yourself (Wyatt) 2:26
Priscilla (Ayers / Ratledge / Wyatt) 1:03
Lullabye Letter (Ayers) 4:32
We Did It Again (Ayers) 3:46
Plus Belle qu'une Poubelle (Ayers) 1:03
Why Are We Sleeping? (Ayers / Ratledge / Wyatt) 5:30
Box 25/4 Lid (Ratledge / H. Hopper) 0:49

Robert Wyatt drums, lead vocals
Mike Ratledge Lowrey Holiday De Luxe organ, piano (on 2.7)
Kevin Ayers bass, lead vocals (on 2.4 and 2.5), backing vocals (on 2.1 and 2.3), piano (on 1.5)

Hugh Hopper bass (on 2.7)
The Cake backing vocals (on 2.6)

Producer Chas Chandler, Tom Wilson