*** LP ： UK 1969 / Philips / SBL 7883 ***
■　コンディション　■
B+ / B+
ジャケット：両面フル・ラミネート・コーティングの最高に美しいジャケットです。四隅スレ。ラミネートの表面は軽いくすみがありますがつやも十分保っています。周辺部他に小シワ、背表紙沿いにラミネートの浮き。全体に使用感は漂うもののA-寄りのしっかりとした良品です。
ディスク：レーベルはヒゲがそこそこ。盤面は細かな薄スレが多く見られますが傷というほどのものは見られません。A-寄りの良品です。ざっとつまみ聴き試聴しましたが、軽いバックグラウンドやチリプチ程度で良好に鑑賞できます。
マトリクスは1Y//1 2Y//1。
パテントNo.入り穴あき内袋付属。

マーク・エリントンの記念すべき69年Philipsからのデビュー作。
鮮やかなピンクが目にまぶしい有名なレア盤ですね。
この1stでの彼はボブ・ディラン＆ザ・バンドからの影響を隠そうともせず、あからさまにこの路線で突っ走っています。「カレドニア・ミッション」「ティアーズ・オブ・レイジ」「アイ・シャル・ビー・リリースト」「デソリューション・ロウ」と4曲もカヴァーしていることから見ても、本当に彼にとってのアイドルだったのでしょうね。
自作はなく全て他人のカヴァーで固めていますが、どの曲も基本的にカントリー臭、スワンプ臭はあまりありません。純度の高いとても気持ちの良い最高の英国流フォークロックに仕上げています。
フォークロック好きの私は、個人的には2nd以上に本作が一番の愛聴盤だったりします。
CD化もされましたがアナログの持つオーラは格別のもの。
強力推薦盤。

英国オリジナル盤。
※A-/A-の美品も在庫していますので検索してみてください。



[A]
1. In The Brooklyn (A. Stewart)
2. Fairy Tale Lullaby (J. Martyn)
3. Reason To Belive (T. Hardin)
4. Caledonian Mission (R. Robinson)
5. Fair And Tender Ladies (Trad)
6. Changes (P. Ochs)
7. Tears Of Rage (B. Dylan)
8. Four In The Morning (G. C. Raneily)
[B]
9. Will The Circle Be Unbroken (Carter)
10. I Shall Be Released (B. Dylan)
11. Bless The Executioner (Daltley / Pumer)
12. Love City (P. Stookey )
13. Desolation Row (B. Dylan)
14. Nanna's Song (R. McTell)

Marc Ellington(vo,g)
Mark Griffiths(g)
Jim Sullivan(g)
Clive Hicks(g)
Roger Coolan(p,org)
Reg Powell(p,hpcd)
Roger Swallow(ds)
Dougie Wright(ds)

Producerd by Fritz Fryer