*** LP ： USA / 76 / Isle Of Light / 666 1 ***
■ コンディション ■
B / B+
ジャケット：非コーティングのペラジャケ。四隅四辺スレ。表裏とも薄スレ、薄汚れ、シワ。ぼろい感じがただよいます。
ディスク：レーベルはヒゲがそこそこ。盤面は細かな微スレが多く出ていますが傷はありません。ざっと聴き流しました。細かなチリプチやバックグラウンドノイズが特に静音部で聴かれますが鑑賞を妨げるほどではなく、おおむね良好に鑑賞できると思います。実際の音源でご確認ください。
マトリクスは121A / 121B2。
パテントNo.入りプレーンな白内袋付属。
ナイジェル・マズリン・ジョーンズの76年ファースト・アルバム「シップ・トゥ・ショア」。
自身のレーベルからのリリースです。
内容を一言で言うと「正統的英国シンガー・ソングライターの系譜にある浮遊感たっぷりのアシッド・フォーク」という感じでしょうか。
ナイジェル自身の12弦ギターの弾き語りにリード・ギターとフレットレス・ベースが被さるというのが基本で、そこに時折マンドリンやバイオリンが絡んだり1曲だけドラムが入るというシンプルな演奏です。というと地味なものと思われるかもしれませんが、驚くほど躍動感に溢れ、色彩感豊かな世界を見せてくれます。
曲はすべて自作で、トラッドっぽさが底流にある曲調が多いです。特に12分に及ぶタイトル曲B-4は、アコギとベースと効果音のみのシンプルな演奏ながら、起伏に富んだ曲なのにどこか虚ろで英国的な夢想感の漂うサイケデリックなナンバーで、何度聴いてもたった二人での演奏という事実に驚かされてしまいます。
堂々たる名盤と呼んでいいと思います。
英国シンガー・ソングライター・ファン、アシッド・フォーク・ファンともに自信を持ってオススメできます。
もちろん英国オリジナル盤。
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A1 A Singularly Fine Day
Bass [Fretless] - D Cadbury
Cymbal [Cymbals] - A Menzies
5:20
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A2 Take Me Home
Acoustic Guitar - J Coppin, R Lloyd
Bass - D Cadbury
Lead Guitar - J Riley
Violin - M Mitchell
6:22
A3 The Man And The Deer
Mandolin - R Lloyd
5:36
A4 Follow Every Sunset
Acoustic Guitar - J Coppin, R Lloyd
Bass - D Cadbury
Drums - A Menzies
3:45
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B1 How High The Moon
Twelve-String Guitar [Electric] - R Lloyd
3:30
B2 Reality
Acoustic Guitar - J Coppin, R Lloyd
Bass - D Cadbury
Violin - M Mitchell
3:43
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B3 Port Quin Song (The Lady On The Beach) 3:41
B4 Ship To Shore 12:10
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※途中までです
Written-By - Nigel Mazlyn Jones
Vocals, Acoustic Guitar, Twelve-String Guitar [Acoustic-electric], Bass - Nigel Mazlyn Jones
Arranged By - Nigel Mazlyn Jones
Producer - Nigel Mazlyn Jones
Engineer - Jake Commander (tracks: all), Kim Holmes (tracks: all)
Design - Julian Russell (tracks: all)
Photography By - Julian Russell
Recorded on 14, 15 & 16 March and mixed 17 March 1976 at Nest Studios, Birmingham, UK.
