*** LP : UK 1975 / Virgin - Caroline / CA 2008 ***
■ コンディション ■
B+ / A- / DH WOC
ジャケット:非コーティング、クリーム地のジャケット。左上と左下2箇所に小さなドリルホール。正面左上に書き込み。これ以外はわずかな使用感のみでぴんとしており、A-寄りの良品です。
ディスク:レーベルは片面のみ微細なヒゲが1-2本、B面にBBC Libraryのスタンプ。盤面はほとんど使用感のない美品です。ざっと聴き流しました。静音部での軽微なバックグラウンドノイズ程度。全編良好に鑑賞できると思います。実際の音源を参考にしてください。
マトリクスはA2/B2。これしかないと思います。
ロイ・セント・ジョンの75年「イミグレーション・デクラレーション」。
米国生まれ、英国で活動したシンガーソングライターのたぶん唯一ソロ作だと思います。
ジャケットはまるで激渋の英国フォークみたいですが、中身はパブロック/英国スワンプの裏名盤であります。
プロデュースはKilburn and the High Roadsのチャーリー・シンクレア。Brinsley Schwarzのボブ・アンドリュースやHelp Yourselfのマルコム・モーリーが参加しています。
ということで、音の方はだいたいお察しいただける通り、パブロック/英国スワンプ好きにとっては期待を裏切らない素晴らしい出来となっています。75年の発表なのでパブロックとしてはほぼ末期ですね。
カントリー風味、オールド・ロックンロールを元にスワンプというには軽い、まさに小粋なパブロックを展開しています。
この手が好きな方にはたまらない味わいかと思います。いやほんと。こいつは良いものです。激オススメです。
ちなみにこの後80年にKlondike Pete & The Huskiesというバンド名義で大傑作アルバムを残しており、これも必聴です。
英国オリジナル盤。盤は美品です。
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A1 Immigration Declaration
A2 Slow Me Down
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A3 The Facts Of Life
A4 Cool & Lacy
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A5 California Migrant
A6 She Got The River
B1 Take A Chance On Loving Me Tonight
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B2 Maid Of Orleans
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B3 Out In The Backyard
B4 Gaudelia
B5 Aztec Stomp
B6 Waiting For The Lights To Change
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Acoustic Guitar, Backing Vocals Roger Brown (3)
Bass Charles Sinclair
Drums Les Morgan
Electric Guitar Adrian Pietryga
Guitar [Pedal Steel Guitar] Roger Rettig
Mandolin, Violin Lindsay Scott
Organ Bob Andrews
Piano Malcolm Morley (2)
Saxophone, Harmonica Michael Paice
Producer Charles Sinclair
Engineer, Mixed By Barry Farmer