*** LP : UK 1972 / Trailer / LER 2075 ***
■ コンディション ■
B / B
ジャケット:非コーティングのぺらジャケです。四隅スレ。上下辺、背表紙折れ目薄スレ。表裏ともリングウェア出かかりのスレ。ちょっとぼろいです。
ディスク:レーベルはヒゲ無し。盤面はスレがそこそこ。ざっと聴き流しました。B1冒頭から1/5ほどとB4冒頭部少し周回ノイズ。これ以外は軽微なバックグラウンドノイズ程度です。実際の音源を参考にしてください。
マトリクスは
LER 2075 A-1E
LER 2075 B-1E
プレーンな穴開き白内袋付属。
ローズマリー・ハードマン72年3作目「ファイアバード」。
日本ではほとんど語られることのない英国の女性フォーキー/シンガー・ソングライター。実に素晴らしい曲を書く人で、ContrabandやMiriam Backhouseを初めとして多くのアーティストが彼女の曲を取り上げています。
70年代の英国を代表する女性シンガー・ソングライターといっても過言ではないと思うのですが、権利の関係もあってかCD化がなされていないため、紹介されることも極端に少なくなっているのでしょう。実に残念なことです。
これは彼女の3rdアルバムで、前作と共に英国の女性SSW作品の金字塔とも言うべき素晴らしいフォークアルバムです。
クリス・トンプソン、ジューン・テイバー、バリー&ロビン・ドランスフィールドといった有名人も登場していますが、基本は前作とまったく同じ路線でアコースティック・ギター2本のシンプルなもの。やはりギタリストのボブ・アクスフォードが最高のサポートをしています。本作ではこれにベースが入る曲が1曲、ドラム入りが1曲という具合。
曲のよさは言うまでもなく、気高さ、力強さ、ふくよかさ、神々しさといった彼女の魅力が満開の大傑作です。とにかく聴いて欲しい!!
ちなみに初めてロージーを聴く方には本作か2ndの"Second Season Came"がだんぜんオススメです。
当店一押しのこのレコードもさすがに近頃は入荷しずらくなりました。Trailerものはとにかく厳しいです。今のうちにどうぞ!
超強力大推薦盤!
英国オリジナル盤。
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
[A]
1 Firebird (Hardman)
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2 I can find you anywhere (Hardman)
3 The way it is (Hardman)
4 Mistress of my time (Hardman)
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5 Who shall count for three? (Hardman)
[B]
1 Song to the evening sky (Hardman)
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2 Horses of the sea (Hardman)
3 King William's bequests (Hardman)
4 The fiddler man (Hardman)
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5 Rondeau (Hardman, Axford)
Rosemary Hardman, vocal and guitar;
Bob Axford, guitar and vocal;
Chirs Thompson, guitar;
Roger Trevitt, electric bass;
Terry Hiscock, vocal;
Clive Woolf, guitar;
June Tabor, vocal;
Alan Eden, drums;
Sue Draheim, fiddle;
Barry Dransfield, electric fiddle
extra chorus ("The fiddler man) : Martin Winsor, Carole Pegg, Linda Peters, Howard Bond, Clive Woolf, Terry Hiscock, Chris George, Robin Dransfield
Recorded by Seumas Ewens and Bill Leader
Produced by Bill Leader