*** LP ： Belgiun / 84 / Konexion / KOMA 788003 ***
■　コンディション　■
A / A
ジャケットは角打ちやリングウエアなど一切のダメージのない、中古としてはこれ以上望めないコンディションです。
盤面にはひげも気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。
なおベルギーのマイナーレーベルということもあってかプレスが余りよくないようで、見た目は綺麗なのですが時折プチノイズを拾うことをご承知置きください。
歌詞カードを付属。

燻銀の英国SSWマイケル・チャップマンがリック・ケンプ（スティーライ・スパン）と行なったデュオ・ライブ（ロンドンのNettlefold Hall）盤です。
あまりにも渋すぎて80年代以降はマイナー・レーベルからのリリースがほとんどですが、スタイルが変わるはずもなく、スルメのように味わい深いアルバムをコンスタントに残しておりますが、本作はベルギーのみという殺生なアルバムです。
マイケルとリック・ケンプは、リックがスティーライ・スパン加入前からの盟友でして、息の合った演奏を聴かせてくれます。
2人だけのデュオ作というと地味な印象を受けるでしょうが、どうしてどうして！
リック・ケンプはコーラスワークを重視していたスティーライ・スパンのメンバーなんですから、時にはリード・ヴォーカルも取り、卓越したギター・テクニック（エレクトリックもアコースティックも使用）も相まって、とても2人だけの演奏とは思えない豊潤なサウンドです。
マイケルの初期作に漂っていたアシッド臭は希薄ですが、フンワリとした音響効果も心地いいです。
なお、収録曲11曲中10曲はマイケル・チャップマンのオリジナルですが、A-4「Trivial Hymn」はリック・ケンプとマディー・プライアーの共作で、全曲オリジナルなのに英国トラッドっぽさがあるのも魅力的です。
【収録曲】
A-1 Kodak Ghosts
A-2 Sea Of Wine
A-3 No Thanks To Me
A-4 Trivial Hymn
A-5 All Day All Night
A-6 Dogs Got More Sense
B-1 In The Valley
B-2 Navigation
B-3 Falling Apart
B-4 Shuffleboat River Farewell
B-5 Geordies Down The Road
【参加ミュージシャン】
Michael Chapman ; Guitar, Vocals
Rick Kemp ; Bass, Guitar, Vocals
Produced by Jeff Watts