*** LP ： UK / 90 (70 - 72) / HDH / LP 008 ***
■　コンディション　■
A- / A
ジャッケッは左下に軽い角打ちがある以外に一切のダメージがなく、中古としては申し分のないコンディションです。
盤面にはひげも気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。

当店ではソロ2作目の「I Am What I Am」が大人気のルース・コープランド（Ruth Copeland）がプロデュースと楽曲提供で参加したパーラメント（Parliament）の激レアな1stにボーナスを追加した編集盤です。
パーラメントといえばファンク……「ファンク」と聞くと引いてしまうサイケ・ファンも多いことでしょうが、ファンカデリック（Funkadelic）の初期3作、エディー・ヘイゼル（Eddie Hazel）「Game Dames And Guitar Thangs」、そしてこのパーラメントの1枚目は「ブラック・サイケ」と言ってもいい大傑作で、ジミヘンやスライ、最近ではレッド・ホット・チリ・ペッパーズあたりを受け入れられるサイケ・ファンには必聴の名作です。
ボーカル・グループとして古くから活動していた実績を基調にしたファンクを基本としつつも、カントリー、ゴスペル、サイケなど雑多な音楽を取り込んだ驚異のサイケデリック作品といっても過言ではないでしょう。
このへんは疎いのですが、デラソウルやジャングル・ブラザーズもサンプリング・ネタとして使用しているそうですね。
A-1からドラムと唸るギターが炸裂し、猥雑なコーラスが炸裂する、スライを下品にしたようなナンバーでぶっ飛ばされます。
A-3はルース・コープランドのペンによるヨーデル調の出だしでコケかけますが、ボーカル・グループとしての実績に裏付けられたハード・ロック的な展開に開いた口も塞がらないことでしょう。
エレクトリック・シタールやバグ・パイプを使用した曲もあり、やりたい放題のごった煮サウンドは真性サイケデリック・サウンドです。
演奏人もルース・コープランド（Ruth Copeland）のソロ2作目の「I Am What I Am」と同じ鉄壁のメンバーです。
激レアな1stとはジャケットが変更されていますが、なんともサイケな雰囲気はこちらの方が良い出来です。
【収録曲】
A-1 Breakdown Written By Clyde Wilson, George Clinton, Ruth Copeland 3:24
A-2 I Call My Baby Pussycat Written By William Nelson, Eddie Hazel, George Clinton 3:50
A-3 Little Ole Country Boy Written By Ruth Copeland 3:57
A-4 Moonshine Heather Written-By George Clinton 4:04
A-5 Oh Lord, Why Lord / Prayer Written By P. Trim/ Ruth Copeland 4:59
B-1 Red Hot Moma Written By George Clinton 2:36
B-2 My Automobile Written By Clarence Haskins, George Clinton 4:43
B-3 Nothing Before Me But Thang Written By Eddie Hazel, Ernie Harris, George Clinton 3:55
B-4 Funky Woman Written By Bernie Worrell, George Clinton 2:54
B-5 Come In Out Of The Rain Written By Clyde Wilson, Ruth Copeland 2:41
B-6 The Silent Boatman Written By Ruth Copeland 5:50
【クレジット】
Vocals ; George Clinton, Raymond Davis, Clarence'Fuzzy'Haskins, Calvin Simon, Grady Thomas
Keyboards ; Bernie Worrell
Guitar ; Eddie Hazel, Garry Shider, Lucius Tawl Ross
Bass ; William'Billy Bass'Nelson
Drums ; Ramon'Tiki'Fulwood, Tyrone Lampkin
Produced by George Clinton, Ruth Copeland