*** LP ： USA / 71 / Vertigo / VEL-1000 ***
■　コンディション　■
B+ / A
DH ; ジャケット右下に直径5mmほどのドリルホールがあります。
RW ; ジャケット表裏にリングウエアがあります。
SOC ; 裏ジャケット右下に1cm×1.5cmほどの水色のシールがはってあります。
なおジャケットは中面中央に開口部があるユニパック仕様で、内ジャケットに歌詞やデータが載っています。
盤面にはひげも気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。

70年に英国ヴァーテイゴから発表されたジミー・キャンベル（Jimmy Campbell）のソロ2作目で、キーフによる印象的なジャケットも有名ですね。
これはUS盤で71年の発売ですが、ジャケットの仕様やレーベルはUK盤に準じており、英国オリジナルにこだわらない方にはお買い得かと思います。
さて、リバプール出身のジミー・キャンベルは、ビートバンドのカークビーズ（Kirkbys）、サイケポップバンドThe 23rd Turnoffを経てソロとなりました。
本作はビートバンド時代につるんでいた？マージービーツ（Merseybeats、）のトニー・クレーン（Tony Crane）、ビリー・キンズリー（Billy Kinsley）、ピート・クラーク（Pete Clarke）の3人がバンドごとバックを担当しており、曲によってストリングスもはいっています。
ちょっとスワンピーなアシッド・フォークを基調としつつ、淡々とした弾き語りチューン、オーケストラの入るしっとりチューン、そして60年代マージー・ビートのビート感溢れるポップ・ナンバーとヴァラエティーに富んだ楽曲を収録していますが、全曲ジミー・キャンベルのオリジナルなので散漫な印象はありません。
キーフによる森林のピエロのジャケットのように、ちょっと奇抜だが夢幻な雰囲気に包まれたアルバムです。
【収録曲】
A-1 Green Eyed American Actress 2:45
A-2 Loving You Is All I Do 3:10
A-3 So Lonely Without You 2:52
A-4 In My Room 4:12
A-5 That's Right, That's Me 3:46
A-6 I Will Not Mind 3:10
B-1 Dulcie (It's December) 2:45
B-2 Forever Grateful 2:30
B-3 Half Baked 4:35
B-4 Closing Down the Shop 2:36
B-5 Don't Leave Me Now 5:45
【参加ミュージシャン】
Jimmy Campbell ; Guitar, Vocals
Pete Clarke　　 ; Drums
Tony Crane ; Guitar
Billy Kinsley ; Bass
Don Paul ; Producer