*** LP ： ?? / ?? (75) / ?? / KC-01 ***
■　コンディション　■
A / A
ジャケットにはリングウエアや抜けなどのダメージはなく、中古としては申し分のないコンディションです。
盤面にはひげが一本あるだけで、中古としては申し分のないコンディションです。

クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンのアーサー・ブラウンが結成したキングダム・カムでキーボードを弾いていたヴィクター・ペライノのキングダム・カムの75年作です
自主制作のオリジナルは80枚程度しか現存しないという鬼畜アイテムで、古くからコレクターズ・アイテムとして有名です。
不様に着色された再発CDが出ていますが、アメコミ風の白黒イラスト・ジャケットはアルバム・サイズで手にとって見ると意外なほど格好いいです。
ヴィクター・ペライノは60年代より北米Detroitシーンで活動しており、渡英後クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンに加入し73年の『Journey』で辣腕振るいました。
内容はキングダム・カムの音楽性を継承したスペーシーなもので、生ドラムスを全面に出したポップながらもハードなロック色が強く、全編にメロトロンや極太シンセのうねりが寸分の隙間なく流れる、恐ろしく濃厚で充実したものです。
とにかく主役はヴィクター・ペライノの奏でるキーボード群で、過剰なほどスペイシーかつパラノイアックなサウンドで、ジャケットの世界観ような狂気の世界が繰り広げられています。
元雇い主アーサー・ブラウンを彷彿とさせるヴィクター・ペライノ自身のエキセントリックなヴォーカルも聴き所です。
スペース・ロック、ヘヴィー・サイケ、ハード・ロック、プログレが好きな方は一聴の価値がある快作です。
【収録曲】
A-1 Sun Set Sail 4:25
A-2 Demon Of Love 2:30
A-3 Empires Of Steel 8:25
A-4 Tru 2:15
B-1 Lady Of The Morning 6:10
B-2 Garden Of Death 3:47
B-3 Run Through Your Life 4:55
B-4 At Last A Crew 5:35
【参加ミュージシャン】
Lead Vocals, Mellotron, Synthesizer [Arp, Moog, Putney Vsc-3], Organ [Hammond B-3] ? Victor Peraino (No Man)
Vocals, Bass ? Paul Rogerson
Guitar ? David Christian, Robert Mich
Drums ? David Wild, Edward Howlehan
Bass ? Herman Daldin
Flute, Steel Guitar, Vocals ? Jon Marc Laflotte