*** LP ： UK / 2004 (72) / ACME / ADLP 1014 ***
■　コンディション　■
A / A
SOC ; 裏ジャケット右上に2cm×3cmほどの白いシールが貼ってあります。
オリジナルに忠実な見開きジャケットで、内ジャケットにはメンバーのポートレイトと歌詞が載っています。
盤面にはひげも気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。

1972年に発表されたブリティッシュ・フォークの至宝、メロー・キャンドルです。
30年前からプレミア価格だったオリジナルは今や6桁、これは2004年に限定でオリジナルに忠実な見開きジャケットの再発です。
「幻の名盤」という伝説が先行し、実際に何故このアルバムが当時まったく売れなかったのかが分らないほど内容が素晴らしいがために、何度もリイシューされていますが、やっぱりメンバーの美女2人は10cm×7cmほどの楕円形で激写（古ぅ〜）されている限定再発のアナログでの見開きジャケットでもっていなきゃだわ。
A-1「Heaven Heath」が耳に入ってきた途端に腰が砕け、続くA-2「Sheep Season」では立ち上がれず、A-3「Silversong」に至ると脳味噌が溶け出すほどの魅惑の内容です。
全編こんな調子で、湿った香りを放つメロディアスな楽曲を、フェロモン満開なクローダ・シモンズ(Clodagh Simmonds)とアリソン・ウイリアムス(Alison Williams)の美しい2人の女性ヴォーカルとハーモニーを引き立てるように、流暢なピアノ、ジャジーなリズム隊による演奏で、アルバム全体を幻想的で美しいサウンドに仕上げています。
おっさんが歌う曲もありますが、トイレ・タイムにあてるか、コーラスをつけているクローダとアリソンのいじましさを応援しましょう。
オリジナル楽曲の完成度の高さを含め、何度聴いても「究極の名盤」だと思います。
【収録曲】
A-1 Heaven Heath
A-2 Sheep Season
A-3 Silversong
A-4 The Poet And The Witch
A-5 Messenger Birds A-6 Dan The Wing
B-1 Reverend Sisters
B-2 Break Your Token
B-3 Buy Or Beware
B-4 Vile Excesses
B-5 Lonely Man
B-6 Boulders On My Grave
【参加ミュージシャン】
Clodagh Simmonds ; Vocals, Piano
Alison Williams ; Vocals
Dave Williams ; Guitar, Vocals
Frank Boylan ; Bass, Vocals
William A.Murray ; Drums, Percussion