*** LP ： Italy / 2001 (66) / Get Back / GET592 ***
■　コンディション　■
A / A-
ジャケットは角打ちや抜けなどのダメージのない、限りなく新品同様に近いコンディションです。
盤面にはヘアーラインが数本あるので「A-」にしましたが、聴いた限りノイズは拾いませんでした。

60年代ストーンズのマネージャーだったアンドリュー・ルーグ・オールダムが率いたUKポップ〜ロック・ファンには伝説のレーベル「イミディエイト」から強力にプッシュされていた、David SkinnerとAndrew Roseの英国産ソフトロック・デュオ、トゥワイス・アズ・マッチのデビュー作（66年）。
時代はスインギング・ロンドンの真っ只中、甘酸っぱい60sの香りがめいっぱい楽しめる傑作です。
ゴージャスなサウンドに、超ソフトな2人のヴォーカル＆コーラス、そして美しいメロディで、最高のポップ・アルバム！
捨て曲皆無至福の一枚でビートルズやストーンズ、スモール・フェイセスをソフトにして更にヘナヘナにしたカヴァーも素晴らしいのですが、オリジナル曲のクオリティーの高さも素晴らしいです。
ジミー・ペイジ（Jimmy Page）、ジョン・マクラフリン（John McClochlin）、ニッキー・ホプキンス（Nicky Hopkins）、アート・グリーンスレイド（Art Greenslade）といった後に大ブレークするミュージシャンが参加していることでも知られています。
また彼らの2ndはヴァシュティ・バニヤン（Vashti Bunyan）が参加していることでもその筋では有名ですね。
その後メンバーのデヴィッド・スキナー（David Skinner）はギタリストとして大成し、キャロル・グリムス（Carol Grimes）とアンクル・ドッグ（Uncle Dog）を結成、キャロルのソロ作にも参加、さらにアーニー・グラハム（Ernie Graham）等とクランシー（Clancy）を結成して中心メンバーとして活躍……と言う具合に奥が深いのでありました。
【収録曲】
A1 I Have A Love (2:02) Written-By Bernstein
A2 Help (2:46) Written-By Lennon-McCartney
A3 Is This What I Get For Loving You Baby? (2:48) Written-By Goffin-King, Spector
A4 Night Time Girl (2:46)
A5 Life Is But Nothing (3:54)
A6 The Spinning Wheel (2:21)
A7 Happy Times (3:23)
B1 Sha La La La Lee (2:08) Written-By Lynch, Shuman
B2 We Can Work It Out (2:15) Written-By Lennon-McCartney
B3 As Tears Go By (3:16) Written-By Jagger-Richard
B4 The Time Is Right (3:03)
B5 The Summer's Ending (2:39)
B6 Play With Fire (2:29) Written-By Nanker-Phelge
B7 Why Can't They All Go And Leave Me Alone? (2:57)
【クレジット】
Arranged By Art Greenslade (tracks: A2 to B7)
Bass, Piano, Harpsichord, Organ, Other [Other Oddities] ; Art Greenslade, Nicky Hopkins
Drums ; Alan Weighall, Andy White, Eric Ford
Guitar ; Jim Sullivan, Jimmy Page, Joe Moretti, John McClochlin
Producer ; Andrew Loog Oldham
Written-By ; Rose (tracks: A4 to A7, B4, B5, B7), Skinner (tracks: A4 to A7, B4, B5, B7)