*** LP ： UK 1972 / Polydor / 2383-123 ***
■　コンディション　■
B+ / A
ジャケット：細かなエンボス加工の施された美しいぺらジャケットです。右上に3cmほどの横長の破れ（写真の白いところ）。下部に小さな薄シミが2か所。上下辺、背表紙は擦れもなくきれい。破れがあるためB+としましたが、全体にとてもきれいな印象の美品です。
ディスク：ヒゲ無し。盤面も紙擦れ程度が少しあるだけの美品。
マトリクスはA//1 B//1
パテントno.入り穴開きビニール内貼り内袋付属。

Roger Morris, Tennent & Morrison, Ernie Grahamが御三家ならば、私はこれにTony Kellyを入れて四天王と呼びたい！
御三家が好きな方なら、まず失望することはないでしょう。保証します（きっぱり）！
昔からこの手のすき者の間では密かに知られていたアルバムですが、なぜか上記のアーティスト達と較べると極端に露出が少ないですね。ラビリンスにも取り上げられていません。内容の良さとレア度を考えると、このジャンルでは最後の秘境でしょうか？
声質はちょっと鼻にかかったあたりがErnie Grahamに似ています。音作りもErnie Grahamをもう少しスワンプ寄りにさせた感じです。
プロデュースはグリースバンドのBruce Rowland。
Terry StannardはRoger Morris, Gerry Lockran, Bryn Haworthあたりのアルバムでもおなじみ。
レーベルがPolydor、1972年作、プロデュースがBruce Rowlandというあたり、Gerry Lockranの"Wun"と合い通じるところもあります。
哀愁のブリティッシュスワンプ大傑作。
寒そうなジャケットの写真も最高です。

今世紀に入ってから鬼のように相場が上がってしまい入手困難が続いているオリジナル英国盤！！
当店でも久々の入荷です。
大大大推薦！！！

Tony Kelly 6&12 - String Acoustic Guitar
Paul Millins - Keyboards
Jack Mills - Electric Guitar
Keith Evans - Bass Guitar
Cody Congas - Percussion,Harmonica
Terry Stannard - Drums
Claudia Lennear - Backing Vocals
Kathi MacDonald - Backing Vocals
Linda November - Backing Vocals
Helen Miles - Backing Vocals
Hilda Harris - String Arrangements

Thanks -
Henry McCullough
Bryn Haworth
Israel Zacota
Frank.Joe,Ron Fawcus,John Phillips,Marty Lewis