*** 2LP ： Germany (France) / 85 / Saravah (RCA) / RC 242 (2LP) ***
■　コンディション　■
A / A
ジャケットの天と底に軽い擦れがあり、数mm程度の小さな剥がれがいくつかあるので「A-」にしましたが、リングウエアや角打ちなどはありません。
2枚組ですが、シングル・ジャケットに納められています。
盤面にはひげや気になる擦れもない、中古としては申し分のないコンディションです。
輸入盤には珍しい帯と、歌詞やデータの載った4ページのブックレットを付属しています。
なおプレスはドイツで行なわれたようですが、規格番号はフランスです。

カナダ出身でフランスを中心に活動するルイス・フューレィが尊敬する同郷のレナード・コーエンに作詞を依頼したロック・ミュージカルの大傑作は、ルイス・フューレィの音楽的集大成でもあります。
キャロル・ローレはソロ・アルバムでもレナード・コーエンの曲を取り上げていますね。
サテ本作はミュージカルですので多数のシンガーを配しての掛け合い風に進行していきますが、セリフは一切無く、音楽そのもので勝負しており、また85年の作品なのに安易なエレクトロニクスの導入はなく、全て楽器による演奏であるのも好感が持てます。
ルイス・フューレィのコンポーザーとしての魅力も満開で楽曲のクオリティーも高く、キャロル・ローレのファンにはたまらないC-3「 Hunter's lullaby」や-4「Song to my assassin」、ルイス・フューレィ節炸裂のC-5「Fire」など聴き所満載です。
今まで気付かなかったのですが、なんとベースはフレンチ・プログレ／ジャズ・ロックの最強バンドであるマグマ（MAGMA）出身の豪腕ベーシスト、ヤニック・トップ（Yannick Top）だったんですね！
【収録曲】
A-1. Overture 2:25
A-2. I have counted on what I have 6:23
A-3. Wishing Window 8:27
A-4. The Throne of desire part I 3:10
B-1. Throne Variations 9:52
B-2. Angels eyes 4:01
B-3. The law 2:01
B-4. The Promise / The marriage march 5:32
C-1. The third invention 4:03
C-2. Clap! Clap! 6:33
C-3. Hunter's lullaby 3:52
C-4. We told you so 0:43
C-5. Fire 2:30
D-1. Song of destruction 8:30
D-2. The walls 2:13
D-3. Coming back 6:43
D-4. Song to my assassin 3:20
【参加ミュージシャン】
Singers ; Lewis Furey、Carole Laure、Erin Dickens、Estelle Ste-Croix、Karen Young、Nanette Workman、James Zeller etc.
Pianist ; Lewis Furey、G?rard Bikialo
Guitarist ; Jean-Marie Benoit、Claude Angel
Bassist ; Yannick Top
Drimmer ; Pierre-Alain Dahan
Saxophonist ; Carlyle Miller、Patrick Bourgoin
Orchestra Contractor & Harpist ; Jean-Claude Dubois