*** LP ： USA 1973 / Warner Brothers / BS 2706 ***
■　コンディション　■
B / A- / DJ SPSE
ジャケット：プロモシール。背表紙下部8cmほど割れ（ただしきちんと合わさっているのでほとんどわかりません）。四隅、上辺スレ。正面は薄スレ、薄汚れ。黒地の裏面は軽いリングウェア、中央〜下部何かでこすったような（？）スレ。
ディスク：レーベルはヒゲ無し。盤面は薄スレちらほらの良品です。
白ラベルのプロモ盤。
カンパニー内袋付属。

カーティス／マルドーンの2ndアルバム。
今回はマルドーン名義です。そのためかどうか前作がすべて二人の共作だったのに対して、本作では共作が減ってほとんどクライヴ・マルドーンが提供しています。
ディープ・パープル前史に名を残しているデイヴ・カーティスがBodast時代の同僚クライヴ・マルドーンと組んだ「カーティス・マルドーン」。
こう書くと内容的に誤解されそうですが、基本はアコースティックなフォークロックで1stとくらべてよりアコースティック度、フォーキー度が増しており、ほとんどフォーキーデュオと呼んでいいような曲も多く収録されています。
で、これが最高に良い出来なのですよ。
アコースティックなロニー・レーンに美しいコーラスをプラスしてルーツ色をマイナスし、さらに哀愁味を振り掛けたような感じと言ったら通じるでしょうか。アコースティック・ビートルズ的なポップ感覚があって米国フォーキーとは全く違うところもいいですね。
見落とされがちな作品ですが、英国シンガー・ソングライター、英国フォークロックがお好きな方には絶対の大推薦！
後悔はさせません（きっぱり！）。









[A]
1 Ballad Of Lots
2 You Were A Friend
3 Still Feels Sore
4 It All Begins
5 Clouds In My Hair
6 Sit And Talk About It
[B]
7 One Way Ticket
8 Nobody Knows
9 On My Own Again
10 All The Time
11 Monkerwollick
12 Too Many People Going Down

Lead Vocals, Guitar, Mellotron Clive Maldoon
Backing Vocals, Guitar, Keyboards Dave Curtiss
Bass John McCoy
Drums Liam Genockey