*** LP ： Netherlands 1977 / Universe Productions / LS-14 ***
■　コンディション　■
A- / A
ジャケット：左右下角薄スレ。四辺はきれい。正面は右上に米粒ほどの破れ、周辺部に小シワ。裏面は左下に極細のわずかな破れ、小シワ少し、微スレ。全体に軽い使用感のみ、ぴんとした美品です。
ディスク：レーベルはヒゲ無し。盤面はほとんど使用感のない美品です。
片側穴開き内袋付属。

アイルランドの誇るフォークロック・バンド、ウッズ・バンドの唯一作。
ゲイ・アンド・テリー・ウッズ夫妻はMaddy Prior、Tim Hart、Ashley Hutchings等とともにSteeleye Spanを結成。歴史に残る名作"Hark! The Village Wait"を作り上げるも1作限りで脱退。次に結成したのがこのウッズ・バンドでした。
そんなこともあってかちょうどスティーライ・スパンとゲイ・アンド・テリー・ウッズの中間的な音作りがいい具合の名作に仕上がりました。トラッド風味とアメリカ憧憬路線の融合具合が素晴らしく、実に味わい深いものです。
テリーのヴォーカルはヘンリー・マックローにも似てちょっとよれた感じが昔から大好きです。一方のゲイはシャーリー・コリンズとかサンディ・デニーの系譜のちょっとスモーキーな感じの美声が素晴らしいですね。
プロデューサーはColosseumやGreensladeのベーシストのトニー・リーヴス。
ブリティッシュ・フォーク、トラッド、英国シンガーソングライター、英国フォークロック・・・といったあたりがお好きな方ならぜひとも押さえておきたいところ。
近年もアナログ再発がなされて評価上昇中の人気盤です。

オランダ盤リイシュー。英国オリジナルは71年なかなか拝めない幻アイテムでした。内容は同じですが曲順が少し違います。
※オリジナル盤や営国リイシュー盤も在庫しておりますので検索してみてください。


※オリジナル盤の曲順です。

A1 Noisey Johnny
　Bass Guitar - Tony Reeves　Written-By - Terry Woods
A2 Dreams
　Acoustic Guitar - Austin Corcoran　Written-By - Terry Woods
A3 Januarys Snows
　Arranged By - Woods Band　Written-By - Trad.
A4 Lament & Jig (Inc. 'Valencia Lament' & 'Apples In Winter')
Arranged By - Woods BandOrgan - John Ryan (6)　Written-By - Trad.
B1 Over The Bar (Inc. 'The Road To Athy')
　Written-By - T. Woods
B2 As I Roved Out
　Arranged By - Woods BandBass - Austin CorcoranOrgan - John Ryan (6)　Written-By - Trad.
B3 Promises
　Bass - Austin CorcoranPiano - John Ryan (6)　Written-By - T.&G. Woods
B4 Everytime
　Bass Guitar - Tony ReevesPiano - John Ryan (6)　Written-By - E. Deane, T.&G. Woods

Concertina, Autoharp, Dulcimer, Bodhr?n, Vocals - Gay Woods
Mandola, Concertina, Acoustic Guitar, Electric Guitar, Bass Guitar, Vocals - Terry Woods
Acoustic Guitar, Electric Guitar, Bass Guitar, Slide Guitar, Harpsichord - Ed Deane
Drums, Vocals - Pat Nash

Recorded September 1971, Morgan Studio 2.
Producer - Tony Reeves
Engineer - Robin Black
Design [Sleeve] - Scribble
Photography [Inside] - Robin Clifford