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*** LP ： UK 1972 / Midas / MR 005 ***
■　コンディション　■
A- / A-
ジャケット：非コーティングのぺらジャケ。四隅四辺はきれい。正面上下に薄スレ。裏面は下部に薄スレ、左側に本人のサイン。全体にとてもきれいな印象の、ぴんとした美品です。
ディスク：レーベルは微細なヒゲが少々。盤面は薄スレちらほらの美品です。
マトリクスはA1/B1。
プレーンな白内袋付属。

ジャネット・ジョーンズの1stアルバム「シング・トゥ・ミー・レディ」。
2ndとともに英国フォークの秘境レーベルMIDASに残るフィメールフォークの秘宝であります。
清楚でかわいらしくしっとりとした、実に魅力ある声の持ち主で、みんなこの透きとおるヴォイスにやられてしまうんですね。無伴奏も2曲あり歌唱力は上手くはないけどまずまずといったところでしょうか。ちょっとたどたどしい感じもあってそこがまたいいんですね。裏面のライナーによると本業は教師のようですが女子高生としか思えませんね。
内容は本人のギター弾き語りにごくシンプルなバックが付くもの。夏の水面のようにきらきらときらめく若々しい明るさと、霧の英国らしいしっとりとした情感が同居しているのが素晴らしいです。
自作は2曲であとはバフィー・セント・マリー、レナード・コーエン等のカヴァーとトラッドです。自作のA4なんか名曲ですね。
こんな単純な音楽がなんでこんなにいいのか・・・心のひだに染みこんでくる浸透力がものすごく強いんだと思います。
まああんまり大げさに名盤扱いせずに、ひっそりと聴きつがれていくぐらいがちょうどいいでしょうか。

もちろん英国オリジナル盤。非コーティング、イエロー・ラベル。なかなかの美品です。
本作にはジャケがラミネートコーティングされたタイプもあってそちらはよりレア。またレーベルも赤と黄があってMIDASの他作品からすると赤の方が古そうです。ということで本品は2ndイシューということになりそうですがレア度は同じようなものです。

試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A1 Dundee Lassie
A2 Piney Wood Hills
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※1-2連続です。
A3 Old Pendle
A4 The Bastard Of Normandy
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A5 Amazing Grace
A6 Sing To Me Lady
B1 Ode To A White Rose
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B2 Recruited Collier
B3 Bird Oon A Wire
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B4 The Old Woman's Lament
B5 Anathea
B6 Now That The Buffalo Has Gone
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Janet Jones:Guitar; Vocals
Pete Bethell: 6 String Lead Guitar
Brian Murray: Electric Bass Guitar
Peter Cunningham: Banjo
Geoff Jones: Harmonium
with additional vocals by Bob Jackson, Linda Roper and MartinCarter, who also played guitar on 'Sing to me lady' and spons on 'The old woman's Lament.
Cover photos: Bob Langton
Engineered By Alan Green

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