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*** LP ： USA / 70 / Dunhill / DS 50077 ***
■　コンディション　■
B- / A
SPSE ; ジャケットの天は完全に、底は8cmほど割れています。
DH ; ジャケット右上に直系2mmほどのドリルホールがあります。
RW ; 表ジャケット下部に薄いリングウエアがあります。
ジャケットの天が感染に割れているので「B-」にしましたが、その他のダメージは厳しくはなく充分に「B+」を付けられるコンディションです。
盤面にはひげも気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。
発売当時の内袋を付属。

60年代初頭からジャーニーメン、マグワンプス、ママス＆パパスと渡り歩いてきた重要人物、ジョン・フィリップスが70年に発表した1stソロです。
説明するまでもないでしょうが、「California Dreamin'」の大ヒットを飛ばし、大規模フェスティバルの走りとなった67年にモンタレー・ポップ・フェスティヴァルを企画（フェスティヴァルのテーマ曲「花のサン・フランシスコ」もジョンが書いた曲）と、60年代ロック・シーンの最重要人物の一人ですね。
人間関係のいざこざからママス＆パパス解散後の70年に、ジョンは1stソロである本作を発表しました。
内容は、ママス＆パパスでの60年代後半のフラワーでカラフルなポップ・サウンドとは打って変わって、落ち着いてやや沈鬱なカントリー寄りのSSWアルバムとなっており、当時のジョンのダウナーな心境を反映している聴き込むほどに味わいの出てくる作品です。
知名度の割りにセールス的には大失敗だった本作ですが、「SSW時代を予見したとデビュー・アルバム」と違いの分る男たちに昔から高い評価を得ていた「黄昏系」SSW、カントリー・ロックの大傑作です。
【収録曲】
A-1. April Anne 3:21
A-2 .Topanga Canyon 3:52
A-3. Malibu People 3:32
A-4. Someone's Sleeping 2:41
A-5 .Drum 3:55
B-1. Captain 3:20
B-2. Let It Bleed, Genevieve 2:52
B-3. Down the Beach 2:50
B-4. Mississippi 3:26
B-5. Holland Tunnel 3:25
【参加ミュージシャン】
Drums ; Hal Blaine
Keyboard ; Larry Knechtel
Bass ; John Osborn
Guitar and Harmonica ; John Phillips, David Cohen
Voices ; Darlene Love, Jean King, Fanita James
Dobro and Lead guitar ; James Burton
Steel Guitar ; Buddy Emmons, Red Rhodes
Fiddle ; Gordon Terry

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