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*** LP ： Germany / 90 (70) / Little Wing / LW2008 ***
■　コンディション　■
A- / A
六つ折の特殊なポスター・ジャケットのためどうしても折れ目に軽い皺が寄っているので、厳しく「A-」にしました。
盤面はひげも気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。
英文ライナーの載った内袋付き（破れはなく、綺麗です）。

ロンドン出身のアウト・オブ・ダークネスが70年に英国のマイナー・レーベルKeyに残した唯一のアルバムは激レア盤、これは90年代初頭にジャケットを豪華にして出された公式盤です。
黒人を含むオーソドックスな4人編成で、ジミヘン・フォロワーなB級ブルージー・ハードを基調に英国的アングラ臭とアシッド臭を濃く漂わせており、英国ロックの深淵を覗き見るようなグループです。
以下は、RDM主宰のせみまる氏が『RDMクロニコル』に書かれていた記事ですが、実に的を射ていると思うので引用させていただきました。
「ヘヴィ・サイケ系のアングラ路線の中では、わしは結構気にいっとる。別の本ではドラムの下手さ加減が手酷く攻撃を受けておったが、どうしてどうして、その下手糞を補って余りある、曲の良さと、何ともいえんグルーブちゅうか、熱気はすんばらしい。あんまりこういった連中は演奏の完璧さを求めるのは正直言って正しき聴き方ではない。案外下手やから聴けるちゅう部分もある。要はセンスとスピリットの問題で、このグループなんかはヘタウマの極致である。しかもポップやし、二人いる黒人のせいもあってファンキーやし、ぶっちゃけた話しメチャクチャかっこええ音出してると、わしは思う。特に、A-3、A-7、そしてB-6、文句ある奴おったら出て来い！ちゅう名曲です。ロックはハイテクよりも、最後はセンスじゃ。」
【参加メンバー】
Carl Grant ; Bass, Bongos
Ray Powell ; Lead and Acoustic Guitars
Tony Goodman ; Vocals, Harmonica, Acoustic Guitars
Tim Anderson ; Drums
【参加曲】
A-1. Us (Powell)
A-2. Thank You Lord (Goodman)
A-3. On Solid Rock (Powell/Goodman)
A-4. Wings Of The Morning (Powell)
A-5. Moses (Powell/Goodman)
A-6. Lemonade and Peanuts (Goodman)
A-7. Closing In On Me (Powell)
B-1. Who Is To Blame (Powell/Goodman)
B-2. Hustle Bustle (Goodman)
B-3. Dreamaway ? Steive’s Song (Powell)
B-4. There You See A Stranger (Powell)
B-5. Homeland (Goodman)
B-6. Light (Powell/Goodman)

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※コンディション表記は、「ジャケット / 盤質」の順になっております。

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