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*** LP ： UK 1971 / CBS / 64612 ***
■　コンディション　■
B / B
ジャケット：四隅スレ。上下辺スレ（上辺は強め）、背表紙は薄スレちらほらで背文字ははっきりしています。正面は右上にシールはがしの破れ、ひっかき傷のような小さな」破れが数か所、薄スレがそこそこ出ています。裏面は薄スレ少々、下辺沿いに薄い汚れの付着。全体に軽いシワとわずかな波うちが見られます。
ディスク：レーベルはヒゲが少々。盤面は細かな薄スレ多めで、すり傷ぽいのもちらほらあります。全部試聴しましたが見た目よりよい感じです。散発的なプツ音はありますが鑑賞を妨げるような周回ノイズはなく（B4で数回連続があるぐらい）、バックグラウンドノイズは普通レベルで聴こえるものの全体に良好に鑑賞できると思います。実際の取り込み音源でご確認ください。
マトリクスはA1/B1．
パテントNo.入り穴開き内袋付属。

森の妖精アン・ブリッグスの「ザ・タイム・ハズ・カム」。
いまさら何をかいわんやのブリティッシュ・フォーク界を代表する名作中の名作ですね。
演奏面は自身が奏でるギター、ブズーキのみというシンプルさ。ですが全13曲中8曲が彼女のオリジナルで、シンガーソングライターとしてのとしての彼女の魅力にあふれています。
彼女のソング・ライティングの資質を証明するのは、「Tidewave」と「The Time Has Come」の2曲に端的に現れていると思います。ペンタングル（Pentangle）のカヴァーで有名な「The Time Has Come」は説明不要でしょうが、アン自身が語るところによれば「生まれて初めて書いた曲」で、その時彼女は19歳だったそうです。「Tidewave」は1980年にロビン・ドランスフィールド（Robin Dransfield）がカヴァーし、アルバム・タイトルにまでしています。
カヴァー曲で特に眼を引くのは、ヘンリー・マックロウの手になる「Step Right Up」でしょう。ちょっと意外な組み合わせですが、HenryがEire Apparentを脱退してごく短期間、Sweeney's Menに参加していた時にアンも活動を共にしていました。
アルバム全体はしっとりした雰囲気で、不思議な浮遊感があり、少々くぐもったかわいい歌声が「夢の世界」を彷徨させてくれます。

英国オリジナル盤。
極美品はいまや鬼価格にまで高騰してしまいました。
並品ですが普通に鑑賞するには問題ありません。
オリジナルを手に入れたい方は是非どうぞ！

試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A-1 Sandman’s Song (Anne Briggs) 5:06
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A-2 Highlodge Hare (Anne Briggs) 2:18
A-3 Fire And Wine (Steve Ashley) 3:31
A-4 Step Right Up (Henry McCulloch) 3:12
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A-5 Ride, Ride (Anne Briggs) 3:23
A-6 The Time Has Come (Ann Briggs) 2:42
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B-1 Clea Caught a Rabbit (Stan Ellison) 1:54
B-2 Tangled Man (Ann Briggs) 3:25
B-3 Wishing Well (Ann Briggs, Bert Jansch) 1:48
B-4 Standing on the Shore (Traditional) 4:36
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このB4はバックグラウンドノイズやチリプチが最も多く出ていますのでご確認ください。
B-5 Tidewave (Ann Briggs) 3:25
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B-6 Everytime (AnnBriggs) 3:07
B-7 Fine Horseman (Lal Knight) 3:04

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