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*** LP ： USA 1972 / Columbia / KC 31062 ***
■　コンディション　■
B+ / A-
ジャケット：ざら紙の雰囲気抜群のジャケットです。四隅四辺もぴんとしていますが、全体に経年の色焼けが見られます（特に周辺部）。開口部内側にテープ跡。
ディスク：レーベルは片面のみ微細なヒゲが1-2本。盤面はほとんど使用感のない美品です。と思ったらA3に小傷があってプツ音を8回ほど生じます。これ以外は美品です。
内袋は穴開きの新しいものが付属。
誰かが書いたであろうB-2 Sheilaの鉛筆書きの歌詞が入っています。

エリック・アンダースン「ブルー・リヴァー」。
1972年のCBS移籍第一弾、Norbert Putnamのプロデュースによりナッシュヴィルで録音されたシンガーソングライター・アルバムの大傑作。
70年代シンガーソングライター・アルバムの最高峰の一つですね。堂々のブラックホーク99選アルバム。
控えめな演奏をバックにした、淡々としながらも複雑な心象風景を描くエリックの歌声が本作の最大の魅力でしょう。
シンガーソングライターが脚光を浴びていた時代ですが、本作はエリックにとって8枚目の作品。誠実さはあっても素朴さはなく、極私的な内容で憂愁や追慕はありますが、どこか達観している部分もあり、そこが本作を際立たせているのかもしれません。
それにしても名曲「ブルー・リヴァー」の美しさ、ジョニ・ミッチェルのバック・ヴォーカルも白眉ですね。
こういう名盤はやはりきちんと押さえておきたいものです。

米国オリジナル盤。
※美しい日本盤も在庫していますので検索してみてください。







A-1 Is It Really Love at All Andersen 5:21
A-2 Pearl's Goodtime Blues Andersen 2:21
A-3 Wind and Sand Andersen 4:30
A-4 Faithful Andersen 3:15
A-5 Blue River Andersen 4:46
B-1 Florentine Andersen 3:31
B-2 Sheila Andersen 4:37
B-3 More Often Than Not Wiffen 4:52
B-4 Round the Bend Andersen 5:38

Eric Andersen ; Guitar, Harmonica, Piano
Deborah Anderson ; Piano, Vocals (bckgr)
David Briggs ; Organ, Celeste, Keyboards
David Bromberg ; Dobro, Guitar
Debbie Greene ; Guitar, Piano
Eddie Hinton ; Guitar
Andy Johnson ; Guitar, Vibraphone
Kevin Kelly ; Accordion
Grady Martin ; Guitar, Gut String Guitar
Jim McKevitt ; Drums
Joni Mitchell ; Vocals (bckgr)
Norbert Putnam ; Bass, Producer
Richard Schlosser ; Drums
Mark Sporer ; Bass
Glen Spreen ; Organ, Arranger, Harpsichord, Keyboards, Woodwind, String Arrangements

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